お菓子作りやパン作りなどに使われるベーキングパウダーですが、一回に使う量が少しなのでなかなか無くならないんですよね。
マメに作ればいいのですが・・・
なので気がつけば賞味期限が切れていた!なんてことも。
ただ捨てるだけはもったいないので、何かに使えないかな~と思ったことはありませんか?
そこで今回は、賞味期限切れのベーキングパウダーの使い道についてお話します。
ベーキングパウダー 賞味期限切れの使い道は?
実はベーキングパウダーは賞味期限が切れても使えるのです。
虫やカビ、嫌な臭いがしないか確認して、サラサラの粉末状態なら賞味期限から数年経っても使っているという方もいます(笑)
ただし開封済みの古いベーキングパウダーは、空気中の湿気に反応している可能性があるので、膨らむ力が弱くなっているかもしれません。
- ベーキングパウダー小さじ半分位をコップに入れ、熱湯40ccを注ぐ。
- 激しくシュワシュワと発泡すれば、まだ膨らませる力あり!
賞味期限が書かれていますが、ベーキングパウダーは基本的に腐るものではないようなんです。
食べて害はないかもしれませんが、劣化しているのは確かなのでちょっと抵抗がありますよね。
料理に使いたい場合は新しく買いなおしましょう!
その方が安心して食べられますからね^^
ベーキングパウダーは料理以外に掃除にも使える?
ベーキングパウダーの主成分は重曹です。
重曹といえば、掃除にも使えて便利ですよね。
ベーキングパウダーにも重曹が入っているなら掃除にも使えるんじゃないかな?と思うのですが・・・
ベーキングパウダーの成分は重曹の他にクエン酸やコーンスターチや食品添加物が入っているので、あまり掃除には向きません。
コーンスターチはとうもろこしから作られたでんぷん成分なので、水と混ぜると片栗粉のように糊状になります。
そして、ベーキングパウダーは粒子が細かいので研磨作用が弱いです。
まったく掃除に使えないということはありませんが重曹に比べると洗浄力は劣ります。
無いよりはマシ程度に考えておきましょう。
ちなみに、ベーキングパウダーと間違えやすい「ベーキングソーダ」がありますが、ベーキングソーダは重曹のことです。
ベーキングパウダー 期限切れの活用方法!
では、ベーキングパウダーの料理や掃除以外の活用法をご紹介します。
<発泡入浴剤>
「バブ」のようなシュワシュワした入浴剤が手作りできることを知っていますか?
重曹とクエン酸を混ぜたものに水分を加えると炭酸ガスが発生して泡が出る原理です。
- 重曹・大さじ2(約30g)
- クエン酸・大さじ1(約15g)
- コーンスターチ・大さじ1(約10g)
ベーキングパウダーの成分と同じもので作れるんです!
ということは、ベーキングパウダーをそのままお風呂に入れると入浴剤に!
ただ最初にも書きましたが、古いベーキングパウダーは空気中の水分を吸ってしまっている可能性もあるので、泡があまり出ないかもしれません。
粉状のままお風呂に入れてももちろん良いのですが、ほんの少し水を入れて全体を湿らせると固めやすくなります。
ラップを使っておにぎりを握るように丸くしたり、ガチャガチャのカプセルで丸くしたり、クッキー型などで型取るとかわいいバスボムに♪
ただし、水に反応して発泡してしまうので、様子をみながら少しずつ足してください。
水の入れすぎに要注意!
香りをつけたい場合は、精油(エッセンシャルオイル:100%天然のもの)を1~2滴まぜてください。
<消臭剤>
でもやっぱり期限切れをお風呂に入れるなんて・・・それも抵抗あるという方もいると思います。
そんな場合には、消臭剤として使う方法はいかがでしょうか。
重曹は弱アルカリ性なので、汗のニオイや生ゴミの腐敗臭など酸性の臭いを中和して消臭することができます。
生ゴミに直接かけるだけで悪臭そのものを消してくれるんです。
また、重曹には湿気を吸い取る力もあります。
布や紙で包んで、靴の中や下駄箱に入れておくと、におい取りと湿気取りに。
ビンや小さい袋に入れても使えます。
お好みの場所に置いてみてくださいね♪
ベーキングパウダーは重曹ほど消臭する力はないかもしれませんが、試してみる価値はありますよね^^
アロマを数滴入れると良い香りがするのでおすすめですよ。
クローゼットに入れたら、開けるたびに癒やされます。
消臭剤と同じ作り方で虫よけにもなります。
まとめ
大幅に賞味期限が切れたベーキングパウダーを料理に使う勇気はやっぱりないので・・・
料理以外の使い道で活用したいですね。
ベーキングパウダーは重曹より値段が高いので、わざわざ買って試す必要はありませんよ(笑)
賞味期限が切れていたり、大量に余っていて使い道に困ったときにはぜひ試してみてください^^