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たけのこの皮は剥いてから茹でる?どこまでむくの?茹で方の簡単な方法を知りたい!

たけのこの下処理って面倒ですよね・・・

ただ茹でるだけとは言え、重い腰がなかなか上がらない現実。

あの何枚も重なった皮をむくのが、めんどくさく感じるのかもしれません。

そもそも、たけのこの皮はむいてからゆでるのと、むかずにゆでるのとでは何か違いがあるのかな?

と思ったので、どちらが正しいのか調べてみました。

そして、皮はどこまでむけばいいの?
めんどくさいんだけど、簡単な茹で方ってあるの?

ということについて、実際に茹でた写真とともにまとめました。

少々雑でも大丈夫!(笑)

簡単にできるたけのこを使った料理もご紹介します。

おいしかった~。

 

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たけのこの皮は剥いてから茹でる?

たけのこを茹でるときは、皮をつけたままでも皮をむいても、結論としてはどちらでもOK!

ただ、皮がついていた方がじっくり時間をかけてゆでることができて、アクがよく抜けるとのこと。

全部むかずに、外側の泥がついた2~3枚をむくのが一般的です。

皮をつけたまま茹でる理由
  • たけのこの風味を逃がさないため
  • しっかりアク抜きするため

とはいえ、たけのこに皮が付いたままだと大きくてお鍋に入らないことも。

そんなときは皮を全部むいてもいいし、切ってからゆでてもいいんですって。

風味はちょっと劣るのかもしれませんが、そんなに違いがわからないという人の方が多いです。

実際、母も皮をむいてから茹でていましたが、私も特にわかりませんでした。

よっぽど舌に自信のある人ならわかるのかも?

 

一番重要なのは、なるべく早く茹でること!

たけのこは掘ってから時間が経つほどアクが強くなっていきます。

「掘ったその場で茹でろ」ぐらいの勢いだそうですよ。

たけのこが入るような大きい鍋を買ってくるより、小さく切ってからゆでた方が早いですもんね(笑)

ただ、皮付きのまま茹でるとまとめてスルリとむけるのでラクですよ^^

 

たけのこの皮はどこまでむくの?

たけのこの皮は、むけるまでむいてOKです!

むいてもむいても皮ですし、どんどん小さくなっていくので心配になりますが・・・

いつか終わりがきます。

皮付きのたけのこは大きいし手間がかかるわりに、実際に食べられる部分って少ないんですよね。

でもだからこそ貴重で、余計に美味しく感じられるのかもしれません。

皮の内側に付いている薄皮(姫皮)も食べられるので、むいた皮は捨てずに残しておいてくださいね。

 

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たけのこの茹で方の簡単な方法を知りたい!

たけのこを美味しく食べるためには、短時間で茹でる方法は残念ながらありません。

強火で短時間でゆでてやわらかくなっても、きちんとアクが抜けずにえぐみが残ってしまうとのこと。

じっくり時間をかけてゆでることで、十分にアクが抜けるようです。

 

ご近所の方に大きいたけのこを2本いただきました。

早く茹でなきゃ!と思って茹で方を調べてみても、いろんな情報がありすぎて・・・

私は料理コラムニストの山本ゆりさんがブログに書いてくださっていた茹で方でチャレンジしてみることにしました!

山本ゆりさんのレシピにはいつもお世話になっています^^

 

たけのこの茹で方 なるべく簡単な方法

たけのこの茹で方
  1. 洗う
  2. 先を切り落とす
  3. 切り込みをいれる
  4. ゆでる
  5. 冷ます
  6. 皮をむく

工程としてはたったこれだけ。

こうして見ると、簡単!

なのに億劫になるのは時間がかかるから!かもしれません。。

では実際に茹でてみました。

 

①洗う。

(偶然このチラシ、筍の広告だったんですけど 笑)

たけのこをよく洗い、外の皮を2~3枚むきます。

 

②先を切り落とす。

火が通りやすく、アクがよく抜けるようにするため、先を斜めに切り落とします。

 

多分これ育ちすぎだから??硬くて切れない!

多めに皮をむいてみました。

それでも硬かったからあまり切れてないです。

底の赤いブツブツのところも、包丁でそぐように落としていいみたいです。

気にならなければそのままで。

 

③切り込みをいれる。

火を通りやすくするため、縦に切り込みを入れます。

この切り込みを少し手でグッと開くと、より火の通りがよくなるとのこと。

もうそんなん、最初から細かく切って茹でたらいいのにね。

大きくて鍋に入らないので、下側を多めに切りました。

 

大きいお鍋に入れます。

切り落とした下部分も一緒にin。

ちなみに最初2本あったのにどうして1本だけ茹でるのかというと。

先を切り落とそうとしているときに「やっぱり1本返して」と言われたから(え。)

ただ返すのではなくて、すでに茹でているものと交換してくれましたが。

最初からその茹でたん欲しかったな(ノ∀`)

 

④ゆでる。

水と、糠(ぬか)をひとつかみほど入れます。

糠がなければ、生米やお米のとぎ汁でも可。

大根おろしでもいいとか?

おろすのがめんどくさいって話ですよね(笑)

 

糠は近くの精米所からもらってきました。(無料)

私、手大きいから、普通の人よりひとつかみ多いかもしれないけどいいかな。

鷹の爪はたけのこと一緒にもらったので入れました。

エグみをとるために鷹の爪をいれるのですが、なければ入れなくても。

 

たけのこが浮き出て空気に触れていると酸化して色が悪くなってしまうため、浮かぶばないように落し蓋をします。

アルミホイルで代用しました。

火にかけます。

沸騰したら火を弱め、弱~中火でたえずボコボコさせながら煮ます。

お湯が少なくなってきたら足しましょう。

吹きこぼれないように要注意!

沸騰する頃が危険です。

糠を入れてたらコンロの掃除が大変になって泣くやつ(ノД`)

 

沸騰するのも時間がかかるし、目を離せないんですよね。

1時間付きっきりっていうのがもう。

ずっと見てなくていいんでしょうけど、もし吹きこぼれたら泣くんで。

閲覧注意みたいになってませんか。大丈夫かな。

 

⑤冷ます。

竹串がすっと通る硬さになったら火を止めます。

これ、糠だらけの鍋を洗うのも大変なやつ・・・

この筍は1時間経つ前に柔らかくなりました。

(でも念のため1時間ほど茹でました。)

 

茹で汁につけた状態で、完全に冷めるまで置きます。

ここですぐに取り出したり、水をかけて冷ましたりするとエグみが抜けないんですって。

私は夕方に茹でたので、ひと晩置いておきました。

 

⑥皮をむく。

水洗いしてぬかをきれいに取り除き、切り込みから指を入れて皮をむきます。

むいてもむいても皮ですが。

むけるまでむいてOK!

いつか必ず終わりがくるようです。

 

柔らかいからベロンとツルンとむけました。

たけのこの上下を手で持って、ねじるようにすると一気にズルンとむけましたよ。

むいたら小さくなるからショックですね。

 

切り落とした底と合わせて、全部でこれぐらいの大きさになりました。

以上!

下ごしらえ完了!

これでやっと料理に使うことができます。

これだけ手間をかけたので、しっかり味わっていただきましょう。

 

後からさらにいろいろ調べると、切り込みはたけのこのカーブに沿って入れるとか、何センチほど切るとか、茹でている途中で白くもわもわ浮かぶアクをすくい取るとか・・・

細かくあったんですけど、それをしていなくてもちゃんと茹でることができました◎

「皮をむいて切ることでアクがぬけやすくなる」って言っている人もいたので、もう何が正解かわからん(笑)

でも茹でてあるものももらったんですけど硬くて、皮ついてないし切ってあるけどそのまま追加で茹でました。

ちょっとイガイガするようなエグみみたいなものを感じましたが、調理したらほとんど気にならなくなりましたよ。

なのでもう細かいことは気にしなくても問題ないのだと思います!(笑)

 

たけのこの姫皮はどこまで?

むいた皮も捨てずに!

内側の薄皮(姫皮)も食べられます。

これも、どこまでが姫皮・・・?ってなりますね。

「包丁で切ってて抵抗がない部分」なんですって。

スッスッって切れてたのにギシッてなるようなのですが・・・

どこまでも切れていく。

産毛とかあるし・・・

心配になって、ちょっと噛んでみて「あ、いけそう」と思った部分を残していきました(笑)

もし食べられなかったら出してもらう作戦で。

(※この作戦は家族だけにしてね 笑)

 

たけのこのアク抜きはぬかなしでもいい?

米ぬかと赤唐辛子はアク抜きに重要な働きをすると言われているため、たけのこを茹でるときは一緒に入れますよね。

ぬかがなければ代わりにお米やお米の研ぎ汁でも可能◎

(お米の場合は洗わずに使います。無洗米はぬかが付いていないので不可。)

 

また、重曹でも代用することができるんですって!

【水1リットルに対し重曹(食用)小さじ1が目安】

※入れすぎると重曹のにおいが残ってしまうので要注意。

 

赤唐辛子(鷹の爪)も、なければいれなくてもOKとのこと。

入れる場合と入れない場合で効果に違いがあるかどうかは明らかになっていないんですって。

もう・・・なんやねん(笑)

 

たけのこを茹でたあとの保存方法は?

ゆでたたけのこをすぐに使わない時は、保存容器(タッパーなど)に水を一緒に入れ、冷蔵庫で保存します。

毎日水を取りかえると3日ぐらい持つそうです。

ただし、どんどん風味が抜けていくのでなるべく早く食べきりましょう。

 

たけのこの簡単でおいしいレシピを紹介!

たけのこのレシピもネット検索すればいくらでも情報が出てきますね。

今回は、茹で方と同じく山本ゆりさんのレシピを参考にしながら作ってみました!

こちらの記事を参考に

・たけのこご飯
・姫皮のゴマじょうゆ和え
・たけのこの塩ダレ炒め
・たけのことベーコンのバターだししょうゆ
・レンジで!定番たけのこの土佐煮
・レンジで!チンジャオロース

2本のたけのこを使って調理。

一度で大量に食べるとアレなので3日程かけていただきました。

いろんな味を楽しむことができて、飽きることなく完食!

下記にそれぞれの作り方と、実際に完成した写真を載せておきますね♪

 

混ぜるだけたけのこご飯

材料
(2人分)
●たけのこ:100gぐらい
●油揚げ:1/2枚
Aみりん:大さじ1と1/2ぐらい
A酒、しょうゆ:各大さじ1ぐらい
B顆粒和風だしの素:小さじ1/2ぐらい
B塩:少々(味をみながら調節)
●温かいご飯:茶碗2杯分ぐらい(300gぐらい)
作り方
  1. 油揚げを細く切る。
  2. たけのこを薄く食べやすい大きさに切る。
  3. 穂先の一部を魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼いて軽く塩をふる。
  4. 耐熱ボウルに残りのたけのこと油揚げをいれ、Aをかける。
  5. ふんわりとラップをかけ、電子レンジで約2分加熱する。
  6. 熱いうちにBとごはんをいれ、ゴムべらでよーーく混ぜて馴染ませる。
  7. 器に盛り、焼いたたけのこを盛る。

材料は2人分で書かれていましたが、お米を2合炊いて材料をそれぞれ倍量弱ほどで作りました。

たけのこをお米と一緒に炊くのではなくて、炊けたごはんと混ぜるだけ。

簡単!

木の芽をそえると彩りが良くなりますね。

何回もおかわりできます(´~`)

 

姫皮のゴマじょうゆ和え

材料
(1~2人分)
●姫皮:1本分
Aしょうゆ:小さじ1/2ぐらい
A白炒りごま:各小さじ1ぐらい
A塩:少々
Aごま油:小さじ2ぐらい
A砂糖:ひとつまみ
作り方
  1. 姫皮を細切りにする。
  2. 合わせたAで和える。

調味料と和えるだけなので簡単!

姫皮1本分がどれくらいかわからなかったので、適当です(笑)

味見して、ちょっと薄いなと思ったら足せばOK。

あと、姫皮はお味噌汁にも入れました。

 

レンジでたけのこの土佐煮

材料
(2人分)
●たけのこ:150gぐらい
Aしょうゆ:大さじ1ぐらい
A砂糖、みりん:各小さじ2ぐらい
A水:大さじ3ぐらい
●かつお節:小1袋ぐらい
作り方
  1. たけのこを食べやすく切る。
  2. 耐熱容器にAを混ぜ、たけのこを入れる。
  3. ふわっとラップをかけて電子レンジ(600W)で7~8分加熱する。
  4. かつお節を加えて冷ます。

※冷ますことで味が染みます。

※汁気が多かったら冷まして、汁気を少し流してからかつお節を絡めます。

盛りつけ前。

この後かつおぶしをバサッとのせました。

味染み染み(´~`)♪

 

たけのことベーコンのバターだししょうゆ

材料
(2人分)
●たけのこ:150gぐらい
●ベーコン:1枚
●好みで冷凍枝豆:適量
●オリーブオイルまたはサラダ油:小さじ1ぐらい
A塩、こしょう:各少々
Aバターまたはマーガリン:小さじ1ぐらい
Aだししょうゆまたは濃縮4倍めんつゆ:小さじ1ぐらい
作り方
  1. たけのこを食べやすく切る。
  2. ベーコンを1cm幅に切る。枝豆は解凍してさやから出す。
  3. フライパンにオリーブオイルを熱し、たけのことベーコンを炒める。
  4. こんがりしたらAで味を調える。
  5. 枝豆を加える。

写真がどんどん手抜きになっていますけど(笑)

オリーブオイルもサラダ油もないので、ごま油を使いました。

バターも小さじで量らず適当です。

味見しながら、薄ければだししょうゆを足します。

レシピ通りに枝豆を入れたらもっと彩りが良いんですけどね。

(なかった。)

 

たけのこの塩ダレ炒め

材料
(2人分)
●たけのこ:150gぐらい
●チューブのおろしにんにく:1cmぐらい
●ごま油:小さじ2ぐらい
A顆粒鶏ガラスープの素:小さじ1弱ぐらい
A塩、こしょう:各少々
●好みで粗びき黒こしょう:適量
作り方
  1. たけのこを薄切りにする。
  2. フライパンにごま油を熱して、たけのことにんにくを炒める。
  3. こんがりしたらAを加えてからめる。
  4. 器に盛り、好みで黒こしょうをふる。

写真撮るの忘れました(笑)

にんにくは入れていません。

めちゃくちゃ簡単!

姫皮を一緒に炒めてもいいですね。

 

レンジでチンジャオロース

材料
(2人分)
●牛こま切れまたはバラ肉(豚バラ、豚コマでも):150gぐらい
●ピーマン:3個
●じゃがいも:小1個(1個80gぐらいの)
●片栗粉:小さじ1ぐらい
A顆粒鶏ガラスープの素:小さじ1/2ぐらい
Aオイスターソース、ごま油:各小さじ2ぐらい
A砂糖、しょうゆ:各小さじ1ぐらい
A酒:大さじ2ぐらい
Aチューブのおろしにんにく、おろししょうが:各1cmぐらい

※オイスターソースがない場合:鶏ガラスープを小さじ1/2⇒小さじ1、しょうゆ、砂糖を小さじ1⇒小さじ2に増やしてください。

作り方
  1. ピーマン、じゃがいもを細切りにする。
  2. 耐熱容器にお肉を入れ、片栗粉をいれてお箸で適当にまぶす。
  3. Aを順に入れて絡め、上にじゃがいも、ピーマンを広げる。
  4. ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で4分30秒加熱する。
  5. 下に固まってるお肉をほぐしながらよーく混ぜる。

このレシピは、たけのこではなくじゃがいもで代用されていて、私はいつもレシピ通りじゃがいもで作っています。

今回はたけのこで!

量は適当です(笑)

牛肉200g、ピーマン4個、たけのこ100gぐらい?で、ピーマンだけ先にレンジで適当に加熱してから作りました。

(たけのこはすでに茹でて柔らかくなっているので。)

調味料は記載量のままでもしっかり味が付いています。

ご飯がすすむ~(´~`)♪

 

今回、茹で方やレシピを参考にさせてもらった山本ゆりさんについてはコチラの記事にもまとめています。

よければチェックしてみてくださいね。

 

まとめ

たけのこはとにかく早く茹でることが大事なので

・皮を剥かなくても剥いてもどちらでもいい
・お鍋に入らなければ切ってもいい
・ぬかや鷹の爪はなくてもいい

結局、細かいことは気にしなくてもいいのかもしれません(笑)

 

春野菜の独特な苦味は、冬に溜まった脂肪や老廃物を出す作用があると言われています。

少し苦味やエグみが残っても、季節の美味しさなのかもしれませんね。

 

常々思っているのですが・・・

たけのことかごぼうとか、最初に食べた人すごいなって。

何でこれを食べようと思ったのか不思議です。

どうしたら美味しく食べられるか、試行錯誤したんでしょうね。

竹も食べてみようと試したんじゃないかな。

でも何をどうしても食べられなかったのかもしれない。

たけのこに限らず、最初に食べた人のおかげで私たちが食べられているのですよね。

旬のものを食べると長生きできるとも言います。

感謝して味わいたいです。

 

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