「チケットが取れなかった…」「できるだけ混雑を避けてゆっくり花火を見たい」
そんなあなたのために、地元民やリピーターの間で知られる“穴場スポット”を厳選してご紹介します！
日本三大花火大会のひとつ、全国花火競技大会「大曲の花火」は、毎年約75万人が訪れる超人気イベント。
でも実は、有料観覧席がなくても、見ごたえのある場所はちゃんとあるんです。
この記事では、
- 無料でも見える場所
- 比較的人が少ないエリア
- 穴場の注意点・マナー
などを詳しくまとめています。
早めにチェックして、自分だけのとっておきスポットを見つけてみてくださいね。
「花火は見たいけど、宿はまだ取れてない…」という方はこちらも要チェック！
大曲花火大会の穴場おすすめスポットやチケットなしでも見える場所はどこ？
大曲花火大会は毎年多くの来場者で賑わう人気イベントです。
安全かつ快適に楽しんでいただくため、以下の点にご注意ください。
※「大曲ファミリーキャンプ場」では花火は見えません
よく穴場として紹介されることがありますが、キャンプ場からは打ち上げ花火は見えません。
キャンプ目的での利用は可能ですが、事前予約が必要です。
※河川敷駐車場での車中泊・テント設営は禁止です
車中泊やテントを張っての宿泊は、安全上および運営上禁止されています。
※「無料観覧席」は現在、設けられていません
かつては打ち上げ会場の対岸に無料観覧席がありましたが、現在は提供されていません。ご注意ください。
※マナーを守って観覧を
近年、「穴場」と呼ばれる場所も混雑が増加しています。
私有地（住居・田畑）や、「観覧禁止」「立入禁止」の表示がある場所への侵入は絶対にやめましょう。
地域の方々や他の観覧者への配慮を忘れず、マナーを守って楽しみましょう。
興栄建設周辺
興栄建設の周辺にある農道は見晴らしが良く、地元の人たちにも人気のスポットです。
打ち上げ会場の裏側に立地するため混雑は比較的少なめです。
興栄建設の駐車場の予約は大型バスのみで、一般車の予約は受け付けていませんのでご注意を。
大曲中学校周辺
住所：〒014-0016 秋田県大仙市若竹町７−１７
最寄り駅：JR大曲駅 徒歩約15分
打ち上げ会場近くですが混雑は少なめで穴場と言われています。
低い位置の花火は見えにくいですが、綺麗な打ち上げ花火を楽しめるスポットです。
※敷地内は立入禁止です。
姫神公園
住所：〒014-0001 秋田県大仙市花館松山１
最寄り駅：JR大曲駅 徒歩約45分
大平山登山道の入口にもなっている姫神公園は、高台にあり大仙市街地を一望できるスポットです。
会場から距離があるため混雑は少なめです。
トイレもあるので安心です。
仙北自動車学校周辺
住所：〒014-0801 秋田県大仙市戸地谷大和田８９
最寄り駅：JR大曲駅 徒歩約15分
仙北自動車学校の近くにある土手は会場から離れているので迫力は欠けますが、そのぶん混雑は少なめです。
最寄り駅からも近く、大曲バイパスも近くにあるので、花火終了後も早めに帰ることができます。
丸子川周辺
住所：秋田県大仙市花館下竹花下川原付近
最寄り駅：JR大曲駅 徒歩約30分
打ち上げ会場から少し離れた場所にある丸子川の河川敷や堤防（土手）は比較的混雑が少なめなので、ゆったりと花火を観賞することができます。
会場から離れていくほど混雑具合も穏やかになります。
大曲ヒカリオ駐車場
住所：〒014-0027 秋田県大仙市大曲通町１−４６
最寄り駅： JR大曲駅 徒歩約5分
HP：https://daisen-parking.com/
ヒカリオ屋上駐車場から花火が見えるとして人気のスポットです。
駅やコンビニも近く便利な場所なので、早めに行くことをおすすめします。
屋上に停めることができなくても会場に近いので駐車場として利用することもできます。
ただし、交通規制区域内なので規制解除されるまで車を出すことはできません。
駐車料金：2時間まで無料。以降1時間毎に100円。
花火大会に行く前に要チェック！
はじめて大曲の花火に行く方や、毎年参加している方でも「当日、何を持っていけばいいか迷う…」という方は多いのではないでしょうか？
花火大会は真夏の屋外イベント。
暑さ対策や混雑対策、トイレ対策など、ちょっとした準備の差が快適さを大きく左右します。
そこでおすすめなのがこちらの記事↓
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これを読んでおけば、「持ってくればよかった…」と後悔せずに済みますよ。
全国花火競技大会 大曲の花火 開催日程や情報
全国花火競技大会「大曲の花火」は、1910年（明治43年）に始まった歴史ある花火大会で、秋田県大仙市で毎年8月最終土曜日に開催されます。
2025年は【8月30日（土）】に開催予定です。
この大会は、茨城県の「土浦全国花火競技大会」、新潟県の「長岡まつり大花火大会」と並ぶ、日本三大花火大会の一つとされ、日本全国から選ばれた花火師たちが、その技術と創造性を競い合う「花火師日本一決定戦」とも称されます。
また、夏の本大会に加え、春・秋にも「四季の花火」シリーズとしてイベントが行われており、四季折々の風情を楽しめるのも特徴です。
- 2015年（平成27年）より「大曲の花火－秋の章－」を開始
- 2016年（平成28年）より「大曲の花火－春の章－」を開始
開催日程
【大会正式名称】
全国花火競技大会「大曲の花火」
（ぜんこくはなびきょうぎたいかいおおまがりのはなび）
【開催日】
2025年8月30日（土）
※雨天決行。強風・大雨など荒天時は延期（順延日は協議のうえ決定）
【花火打ち上げ時間】
昼の部：17:10～18:00
夜の部：18:50～21:30
【花火の種類・見どころ】
- 打ち上げ総数：およそ 18,000発
- 昼花火の部：最大5号玉。割物または煙竜（色煙を使った華やかな表現）で競われます。
- 夜花火の部：最大10号玉（尺玉）が打ち上がる本格競技。創造花火の部では、花火師たちが独自の発想で表現を競います。
注目ポイント： 大会提供花火として打ち上げられる約2,400発の連続花火は圧巻。観客からも毎年歓声が上がる名物演出です。
花火打ち上げ場所・有料観覧席・無料観覧席
【打ち上げ場所】
秋田県大仙市 大曲雄物川右岸河川敷(「大曲の花火」公園)
住所： 秋田県大仙市大曲西根あたり
会場図はこちら⇒ https://www.oomagari-hanabi.com/map.html
観覧会場ゲートごとに「リンゴ」「バナナ」「オレンジ」「パイナップル」「メロン」の絵が描かれた看板が設置されているので、迷わないよう目印にしましょう。
観覧のポイント・注意事項
- 例年の来場者数：およそ 75万人
- 観覧席：有料席は事前のチケット購入を推奨。
- 無料観覧席：※2025年現在、無料観覧席は設けられていません。
- 交通情報：当日は大規模な交通規制があります。
臨時列車や駐車場、シャトルバスの情報は随時更新されるので、公式サイトや各交通機関の発表を確認してください。 - 混雑対策：大変な混雑が予想されます。時間に余裕を持った早めの行動がカギです。
【お問合せ】
全国花火競技大会「大曲の花火」ホームページ
https://www.oomagari-hanabi.com/
アクセス方法
【最寄り駅】
JR大曲駅から徒歩約30分（約2kｍ）
※臨時列車あり
電車の場合の交通アクセス詳細はこちら⇒ https://www.oomagari-hanabi.com/access.html#train
【車の場合】
秋田自動車道大曲ICから国道105号を大曲橋方面へ車で7km
車の場合の交通アクセス詳細はこちら⇒ https://www.oomagari-hanabi.com/access.html#car
交通規制・駐車場・臨時駐車場
【交通規制】
※会場周辺の交通規制：あり（大会数日前から会場周辺）
当日は市内で車両通行止めなど交通規制があり、会場周辺の道路は早朝から渋滞します。
会場周辺は歩行者専用道路となり、車両の通行は全面的に禁止されます。
安全確保のため、シャトルバスの運行はされていません。
大会当日の交通状況の心得はこちら⇒ https://www.oomagari-hanabi.com/access.html#road-day
【駐車場・臨時駐車場】
大会当日は周辺道路の混雑が予想されるため、事前の駐車場予約がおすすめです。
大仙市内には、以下のような駐車場が設けられています。
- 大会実行委員会が管理する予約専用駐車場
- 障がい者等用の駐車場
- 私設の有料一般車駐車場（予約可能）
これらの情報や位置については、公式サイトの交通規制図に詳しく掲載されています。
遠方からお越しの方や、できるだけスムーズに会場へアクセスしたい方には、akippa（あきっぱ！）の利用がおすすめです。
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下記ツイッターも合わせてご確認ください。
【「大曲の花火」安全部会Twitter】
・駐車場情報
Tweets by HanabiOmagari
【大曲の花火アクセスnavi】
・大曲の花火に関する大会の様々な情報や、渋滞情報、駐車場満空情報
Tweets by oh_hanabi_kcs
屋台・トイレ
【屋台】
大曲の花火会場内や会場周辺の道路に多数出店されます。
たこやき、からあげ、かき氷などの定番から、横手やきそば、ババヘラアイスなどの秋田名物まで。
※ババヘラアイス：中年以上の女性（ババ）がヘラでアイスを盛り付けることから名付けられたとのこと。
グルメを満喫するのも楽しいですね♪
【トイレ】
仮設トイレが観覧会場内および市内各所に1000基以上設置されます。
どの場所も大変混雑します。
1時間以上の大行列になることもあるので、早めに済ませておきましょう。
※飲み過ぎ・食べ過ぎに注意！！
ホテル
遠方から大曲の花火を見に来られる方、当日はゆっくり過ごしたいという方には、事前の宿泊予約が必須です。
花火大会当日は、周辺ホテルはどこも早い段階で満室になります。
ただし――
直前でキャンセルが出ることもあるため、こまめにチェックしておくのがポイント！
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混雑状況・注意事項
【混雑状況】
大仙市大曲地区の人口は約4万人弱ですが、「大曲の花火」の日には約80万人もの人たちが会場である河川敷運動場に集まります。
そのためとにかく人だらけでパンク状態に。
一斉に移動するため、100メートル歩くのに10分以上かかることもあるようです。
ベビーカーの使用は難しく、車椅子の方は人混みが少なくなってから移動するなど、充分にお気をつけください。
危険防止のため入場規制が行なわれることもあります。
終了後はすぐ会場から移動しない方が良いでしょう。
市内道路上の歩行者の安全が確保されるまで、駐車場などから道路に出ることが出来ません。
観光バスツアーの場合も同じです。
交通規制解除は24時以降ですが、大仙市大曲地区内は渋滞のため2時間程度は身動きできない状況になることが多いようです。
少しでも混雑を避けるためには、車内で休息（仮眠）してから移動するなど、ゆっくり余裕を持って帰宅しましょう。
【注意事項】
- 観覧席でのイス、傘の使用は禁止。
- 花火打上開始後の日傘の使用も禁止。
- テント、テーブル、大型パラソル、ペット等他のお客様の観覧の妨げになる物品等の持ち込みは禁止。
- コンロ、バーベキュー等の火気使用も禁止。
- ドローンの持ち込み、使用は禁止。
- 雨天決行なので長靴と雨具（カッパ）は必需品です。
- 夜は川風で肌寒くなるので長袖やナイロン系の服があると便利です。
- 浴衣や下駄は大変な思いをして後悔するようなので避けましょう。
- 路上駐車は厳禁。
- 立ち入り禁止区域、観覧場周辺の畑やビニールハウス、水田、宅地内への侵入は厳禁。
- 最低限のマナーは守りましょう。
【ゴミはゴミ捨て場へ】
観覧場周辺ではゴミの散乱を防ぐため、各所に臨時のゴミ集積場所（ゴミ箱など）が設置されています。
ゴミは持ち帰らず、ゴミ集積所に分別（燃える・燃えないの２種類）して運んで捨ててください。
※会場では係員や警察、消防などの指示に必ず従って下さい。
全国花火競技大会 大曲の花火 まとめ
大曲の花火は、有料観覧席がなくても楽しめるスポットがたくさんあります。
ただし、年々混雑が増しているため、下調べと早めの行動がとても大切です。
本記事で紹介した穴場スポットも、確実に場所を確保できるわけではありませんので、「ここなら行けそう」「この辺りがよさそう」と感じた場所は、できるだけ早く現地情報を確認しておきましょう。
そして遠方から来られる方は、宿泊先の確保も忘れずに！
花火大会の日程は、どこの宿もすぐに満室になるため、こまめな空室チェックが成功のカギです。
見つけたときが予約のタイミング！
ぜひ後悔のないよう、早めの準備で花火大会を思いっきり楽しんでくださいね！
