木々が赤や黄色に色づき始めると、「紅葉狩り」の季節ですね^^
でも実際、紅葉狩りって何するの?紅葉を狩るの?
と思ったことはありませんか?
そこで今回は紅葉狩りで何をするのか、楽しみ方やマナーについてお話しします。
紅葉狩りとは何するの?
紅葉狩り(もみじがり)とは、紅葉を観て楽しむ行楽のことです。
桜は「お花見」なのに、なぜ紅葉は「狩り」と言うのか気になったことはありませんか?
語源の由来は諸説あるようです。
本来「狩り」は獣などを捕まえる意味で使われていましたが、そのうち果物などを採る意味でも使われるようになりました。
その後、狩猟をしない貴族が自然を愛でることを例える言葉として使われるようになったのだとか。
平安時代の頃は紅葉を折って手に取り眺め、和歌を詠むなどして楽しんでいましたが、江戸時代になると紅葉狩りは現代のお花見と同じようにどんちゃん騒ぎをするほど大人気になったそうです。
「狩り」という言葉には「花や草木を探し求める」という意味もあります。
現代の紅葉狩りは、「愛でる」「見て楽しむ」のが一般的ですね。
その言葉のまま「紅葉を狩る(取る)こと」と勘違いされている人もいるようですが、植物の保護のためにも、見て楽しみましょう。
くれぐれも枝を折ったり葉をちぎったりしてはいけませんよー!
紅葉狩りの楽しみ方は?
紅葉狩りの楽しみ方はさまざまです。
たとえば・・・
◆ 紅葉を見ながらドライブ
◆ 紅葉が見えるカフェやレストランで食事
◆ 紅葉を眺めながらハイキング
◆ 温泉に浸かりながら紅葉を眺める
◆ 神社仏閣を参拝して紅葉を眺める
などなど。
遠くへ出かけたり特別なことをしなくても、近所の公園で紅葉を見たり、お散歩の途中で紅葉を見たり。
これも立派な「紅葉狩り」です^^
木の種類や時期によっても彩りは変わります。
紅葉狩りの楽しみ方に決まりはありませんので、この季節ならではの色合いを見て自然を満喫しましょう。
紅葉狩りのマナーは?
先にも書いたとおり、「紅葉狩り」は「狩り」という言葉がついていますが、実際には目で見て楽しむことです。
絶対に葉をちぎったり枝を折ったりしてはいけません。
「1枚ぐらい」という気持ちで取るのも絶対だめですよ!
目に焼き付けて楽しみましょう。
観光スポットは紅葉シーズンになるととても混雑します。
そのため、立ち止まって写真を撮ると危険な場所では撮影禁止の規制がされていることもあります。
将棋倒しや転倒などの危険もあるので、撮影禁止の場所で写真を撮らないようにしましょう。
民家の庭などへの侵入はもちろんですが、立入禁止の場所に入ってはいけません。
立入禁止の場所に入ってまで紅葉を拾う人もいるようなので・・・
マナーといっても基本的なことです。
しっかり守って、紅葉狩りを楽しみましょう^^
まとめ
紅葉狩りとは、紅葉を鑑賞して楽しむことです。
紅葉を眺めて四季の移ろいを感じるのも風情があっていいですよね。
秋は気温も過ごしやすく個人的には一番好きな季節です。
綺麗な紅葉を眺めて日々の疲れを癒やしたいです^^