衣替えをすると、収納していた洋服から臭いがすることがあります。
ちゃんと洗ってからしまったのに、このニオイの原因は何でしょうか。
どうしたらニオイが消えるのか、洗濯した方がいいのか気になりますよね。
そこで今回は、衣替えで出した服の臭いの取り方や原因についてお話します。
衣替えで出した服は洗濯するべき?
衣替えで出した洋服を絶対に洗濯しないといけないというわけではありません。
人それぞれなので、何ヶ月も仕舞っていた服をそのまま着ることに抵抗がある人もいます。
ちなみに私は洗濯したりしなかったりです^^;
シワがついていたりなんとなくニオイが気になることもあるので、そういうときはもう一度洗い直すことでニオイは気にならなくなります。
そうすると気持ちよく服を着ることができますよね。
万が一、洗濯してもニオイが取れない場合は少し手間をかけて洗ってみましょう。
衣類がしっかり浸かる大きめのたらいやバケツに40℃~50℃ぐらいのお湯をたっぷり入れます。
酸素系漂白剤をよく溶かして衣類を1時間ほど浸け置きします。
液体より粉末の方が、汚れが落ちるのでおすすめです。
他の洗濯物とあわせて洗濯するか、たっぷりの水でよくすすいで漂白剤をきれいに流し、しっかり乾燥させます。
衣類によっては酸素系漂白剤が使えないものもあるので、必ず洗濯表示を確認して下さい。
それでも取れない!という場合は、酸素系漂白剤と同量の重曹を混ぜ、同じように洗濯してみてください。
部分的にカビが生えている場合は、エタノール(消毒用アルコール)を染み込ませた柔らかい布で軽く叩くようにして拭き取りましょう。
衣替えで出した服の臭いの取り方は?
衣替えで出した服をまた洗濯するなんてめんどくさいと思うのも本音です^^;
そこで、洗濯する以外で臭いの取り方をご紹介します。
<日陰で風通しをする>
ちょっとくらいのニオイなら陰干しをすれば取れることもあります。
防虫剤の成分は揮発性のものがほとんどなので、衣類に風を通すことで臭いが少しずつ消えていきます。
太陽の日差しに当たると変色してしまうこともあるので、直射日光の当たらない風通しが良い日陰で2~3日干しましょう。
湿度が低くてよく晴れた日の午前10:00~午後2:00がおすすめの時間帯です。
<蒸気を当てる>
陰干しで取れないときは蒸気を当てましょう。
蒸気が繊維の中の臭いを浮き上がらせてくれるので、嫌な匂いが落ちやすくなります。
ニオイが軽減されるとともに、シワもきれいになりますよ。
・浴室に吊るす方法
シャワーを浴びた後や入浴後の蒸気を利用します。
湯船のお湯を捨てずに残しておいてもOK。
ハンガーに衣類をかけて一晩吊るしておきます。
翌日、風通しの良い場所で陰干しして湿気を飛ばしましょう。
・アイロンを使う方法
急ぐときにはスチームアイロンが便利です。
アイロンを衣類に直接当てず2~3cm浮かしてスチーム機能で蒸気を当てます。
そのあと数時間ハンガーにかけて吊るしておきます。
風通しの良い場所ならなお良いです。
ハンディタイプならハンガーにかけたままできるので便利ですよね^^
スチーム機能が付いていないアイロンの場合は、ぬるま湯につけて絞ったタオルを服の上に当て、その上からアイロンを当てると良いですよ。
衣替えで臭いがする原因は?
収納していた衣類が臭う主な原因は、洗濯で落としきれなかった汗や皮脂汚れ・湿気・カビです。
洗濯してきれいになっていると思っても、実は汗や皮脂汚れが完全に落ちていなかったり、洗剤の残りカスが付着していることがあります。
それらをエサにしてカビなどの雑菌が発生し、ニオイの元となるのです。
クローゼットやタンスを閉めっぱなしにしていることで、湿気がこもり、さらにカビが繁殖していきます。
そして防虫剤にはパラジクロロベンゼンやナフタリンなどの防虫成分が含まれていて、その匂いが衣類の繊維に染み付いていることも。
防虫剤の成分は虫が近寄らないようにするためのものなので、人体にも影響を与えます。
直接触れると皮膚が炎症を起こしたり、ニオイで頭痛やめまいを引き起こす恐れがあるので、特に人が集まる場所へ出かけるときはニオイを落として行きましょう。
私もニオイには敏感なので防虫剤のニオイは苦手です。
頭痛や吐き気をもよおします。
無臭のものでも、まったく防虫剤のにおいがしない商品はなかなか見当たりません。
天然成分のものが安心ですね。
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まとめ
<衣替えで久しぶりに出した衣類の臭いの取り方>
- 洗濯する
- 陰干しをする
- 蒸気を当てる
いずれかの方法で臭いは落ちるはずなので、試してみてください^^
それでもダメなら・・・
お別れするタイミングだということです・・・^^;
ただでさえ衣替えは大変なのに、せっかく出した洋服から嫌なニオイがするとテンションも下がりますよね。
ニオイを残さないようしっかり対策してから収納してみましょう。
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