
イルミネーションと聞くと、恋人同士や友人、家族で訪れるイメージが強いかもしれません。
実際、冬のイルミネーションスポットはカップルの定番デートコースになっていますよね。
でも最近は、映画やカフェ、カラオケ、旅行なども「ひとりで行くのが好き」という人が増えてきました。
そんな中、イルミネーションを一人で楽しむのってアリなの? 寂しくないの?と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に一人でイルミネーションを楽しんだ私の体験談を交えながら、
- 一人でも浮かない理由
- 一人ならではの楽しみ方
- 気をつけたいポイント
を紹介していきます。
「一人で行くのってアリかも」と思えるきっかけになればうれしいです。
イルミネーションを一人で見に行くのは寂しい?実際に行ってみた感想

「でも、やっぱりイルミネーションってカップルばっかりでしょ? 一人だと浮いちゃいそう…」
そう感じる方、きっと多いと思います。
実は私もそうでした。
行く前は、「一人で行ったら変に思われるかな…」「クリスマスイブに一人って、さすがに寂しい?」なんて、ちょっとためらっていたんです。
でも、思いきって行ってみたら…まったく問題なかった。
実際、札幌の「さっぽろホワイトイルミネーション」に一人で行ったのはクリスマスイブ。
予定が重なって札幌にいたので、「せっかくだから行ってみよう」と思って足を運びました。
イルミネーション会場は確かにカップルが多くて、家族連れや友人同士の姿もありました。
けれど、暗がりの中で誰が何人で来ているかなんて意外と分からないし、そもそも他人のことをじっくり見てる人って、ほぼいません。
みんな自分たちの時間を楽しんでるから、他人の視線が気になるのは最初だけ。
むしろ、私自身もイルミネーションの光に包まれて、ただただ見とれていました。
「あれ? 一人で来たことなんて、どうでもよくなってきた」
そう感じたのを今でも覚えています。
クリスマスイブは混雑しますし、「カップルじゃないと行けない空気」を感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、女1人だろうと、男1人だろうと、誰と来ていようが誰も気にしていないんですよね。
「一人だから恋人がいない」なんてこともないし、「恋人と来るべき」なんてルールもないのです。
大切なのは、自分が行きたいと思った気持ちです。
他人の目より、自分の気持ちを信じてみてください。
中には「一人で行くなんて寂しい」「目立つよね」って言う人もいるかもしれませんが、そういう声に耳を貸す必要はありません。
「一人でいる=寂しい」という考えに縛られているだけの人です。
人は人、自分は自分。
もし、「一人だと寂しいな…」と本気で感じるなら、無理に行く必要はありません。
でも、「行ってみたい」「見てみたい」と思う気持ちがあるなら、ぜひ一人でも行ってみてください。
恋人がいなくてもいいし、友達と行かなくてもいい。
「今この瞬間を、自分のために楽しむ」
それこそが、一人でイルミネーションを見に行く醍醐味です。
一人だからこそ楽しめる!イルミネーションの魅力と過ごし方

誰かと一緒に行くと、それはそれで楽しいもの。
でも、一人ならではの静けさや自由さを味わえるのもイルミネーションの魅力です。
たとえばこんな楽しみ方があります。
- 好きなタイミングで立ち止まり、じっくり眺められる
- 撮影に集中できる
- 混雑しても気を遣わずに動ける
- 自分の気分に合わせてルートを変更できる
中でも、「写真を撮る」というのは、一人で行くときの強い味方になります。
「ちょっと一人で行くのは恥ずかしいな…」と感じている方にこそ、おすすめしたいんです。
スマホでも十分きれいに撮れますし、一眼レフなど本格的なカメラがあるなら、なおさら楽しめるはず。
周囲に対しても、「撮影が目的です」と堂々とした雰囲気でいれば、一人でもまったく違和感ありません。
実際、私もスマホでたくさん撮りました。
写真はあまり上手じゃないけれど、それもまた思い出。
SNSにアップする必要なんてありません。
自分のために写真を撮る、という行動が、一人時間をより深く味わうきっかけになります。

ちなみに、なぜかテレビ塔の写真だけ今も残っていて、他の写真は機種変更で消えてしまったのが残念ですが…(笑)
それすらも、今ではいい思い出になっています。
一人イルミネーションを安心して楽しむための注意点

イルミネーションを一人で楽しむなら、安全面と快適さの両立がとても大切です。
暗い中での長時間の屋外滞在は、思っている以上に体力を使いますし、気を抜くと思わぬトラブルに巻き込まれることも。
そこで、一人イルミネーションを安心して楽しむための3つの注意ポイントをご紹介します。
貴重品の管理はしっかりと
冬のイルミネーションは暗がり&人混みが基本。
写真に夢中になっていると、バッグが開いていることにも気づかないことがあります。
バッグは必ず前に持ち、チャック付きのものを使いましょう。
「スキのない雰囲気」を出すことも、防犯の第一歩です。
夜道では安全第一を意識して
特に女性の一人行動では、帰り道にも注意を。
明るく人通りのあるルートを選び、人気のない場所は避けるのが基本です。
もし誰かに声をかけられてもしつこい場合や不安を感じたときは、すぐにその場から離れて人目のある場所へ。
必要なら遠慮なく警察に助けを求めてください。
防寒対策は「やりすぎ」くらいがちょうどいい
イルミネーションは立ち止まる時間が多く、冷え込みが想像以上。
カイロは貼るタイプを足裏やお腹に。
手袋・マフラー・耳あて・厚手の靴下など、「ちょっとやりすぎかな?」くらいの装備がベストです。
また、会場によっては並ぶ時間も長く、トイレに行きづらいこともあります。
早めに済ませておいたり、温かい飲み物を準備しておくと安心ですよ。
ちなみに、どんな服装や持ち物があると快適に過ごせるかもっと具体的に知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
寒がりな人でも安心して夜景を楽しめるよう、私の経験をもとに実用的なアイテムを詳しく紹介しています。
一通り目を通しておくだけでも、当日「あ、これ持ってきてよかった!」と感じられると思いますよ。
まとめ:一人で見るイルミネーションは、自分に向き合う贅沢な時間

イルミネーションは、誰かと見るから特別なのではなく、自分が「見たい」と思ったその気持ちが一番大切です。
「一人だと寂しそう」「変に思われないかな?」という不安も、実際に行ってみれば思ったほど気になりません。
周りは自分たちの時間に夢中で、あなたのことをじっくり見ている人なんていないからです。
それに、一人だからこそ味わえる楽しさがあります。
誰にも気を遣わず、好きなペースで歩いて、気に入った場所で立ち止まり、写真を撮る。
その時間こそ、自分のためだけに用意されたご褒美のようなものです。
もちろん、安全や防寒の対策はしっかりしておくべきですが、準備さえしておけば不安もグッと減ります。
大切なのは、「どう思われるか」ではなく、「どう感じたいか」。
もし心のどこかに「行ってみたいな」と思う気持ちがあるなら、ぜひその気持ちを信じてみてください。
イルミネーションの光に包まれながら、一人の時間をゆっくり味わってみるのも悪くないですよ。
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気になるスポットから、あなたの“ひとり時間”を少しずつ広げてみてくださいね。


