ローストチキンは、中はジューシーで皮はパリパリが一番美味しいですよね♪
でも、冷めてしまったローストチキンを温め直すとき、「電子レンジで大丈夫かな?」や「どうすればパリパリ感を復活させられるの?」と悩んだことはありませんか?
実は、温め直しにはちょっとしたコツが必要なんです。
電子レンジは手軽ですが、仕上がり次第で味わいが変わることも…。
この記事では、オーブンやトースターを使ったパリパリの仕上げ方や、冷めたローストチキンを美味しく蘇らせる方法を徹底解説!
さらに、残ったローストチキンで作れる簡単アレンジレシピもご紹介します。
冷めてしまったチキンでも、この記事の方法を試せば、中はジューシー&皮はパリパリの絶品ローストチキンをもう一度楽しめますよ♪
また、ローストチキンを安全に美味しく楽しむためには、保存方法や賞味期限を正しく理解することも大切です。
冷蔵・冷凍保存や解凍のコツについては、こちらの記事「ローストチキンの賞味期限はどれくらい?冷蔵・冷凍保存と解凍のコツを徹底解説」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ローストチキンの温め直しは電子レンジでもいい?
ローストチキンを電子レンジで温め直す際は、仕上がりに注意が必要です。
ラップをして加熱すると皮が水分を吸ってしまいベチャベチャになったり、ラップなしでは肉がパサパサになることも・・・
そこで、電子レンジとトースターやフライパンを併用する方法がおすすめです。
電子レンジで中を温めた後、表面をパリッと仕上げるだけで、外はカリカリ、中はジューシーなローストチキンが楽しめます。
さらに、美味しく温め直すポイントは「初めは低温、仕上げは高温」。
低温で中心部をじっくり温めた後、高温で表面を焼き上げると、ジューシーさを保ちながら皮をパリッと仕上げることができます。
この簡単なコツで、ローストチキンの魅力を最大限に引き出せますよ♪
温め直したローストチキンはそのままでも美味しいですが、さらにアレンジして新たな料理に活用するのもおすすめです。
たとえば、余ったローストチキンを冷凍保存しておけば、年末年始の忙しい時期にも大活躍!
解凍してリメイクするだけで、サラダやスープ、ちらし寿司など新しい一皿に生まれ変わります。
食品ロスを防ぎながら豪華な食卓を簡単に演出できるのが嬉しいですね。
保存方法やリメイクアイデアについてもっと知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
忙しい日々を助ける実用的なヒントがたくさん詰まっています!
ローストチキンをパリパリに焼く5つの方法を紹介
ローストチキンは、中はジューシーで表面はパリパリが美味しいですよね♪
ローストチキンを再加熱する際には、以下の5つの方法がおすすめです。
- 湯煎
- オーブン
- トースター
- フライパン
- 魚焼きグリル
1つずつ詳しく解説しますね。
ローストチキンの温め直し方①湯煎
湯煎を使ったローストチキンの温め方をご紹介します。
- 大きめの鍋に水を入れ、お湯を沸騰させる。
- ローストチキンを耐熱性のある密閉袋(ジップロックなど)に入れる。
- お湯が沸騰したら、ローストチキンを入れて約15分温める。
注意点として、袋が鍋の縁に触れないように適切なサイズの鍋を選んでください。
湯煎を利用すると、大きなローストチキンも丸ごと温めることができるというメリットがあります。
湯煎の場合は焼き色はつきませんが、内部までしっかりと温められますよ。
オーブンや魚焼きグリルがない場合には、この方法を試してみてはいかがでしょうか。
湯煎で温めたあと、他の方法と併用することでジューシー&パリパリに仕上がりますよ♪
ローストチキンの温め直し方②オーブン
オーブンを使ったローストチキンの温め方をご紹介します。
- オーブンを170~180℃で予熱する。
- オーブン用のペーパーかアルミホイルを鉄板に敷く。
- アルミホイルで包んだローストチキンを鉄板に置き、160℃で約15分間温める。
この方法は特に丸鶏を温めるのに適しています。
皮が焦げないようにアルミホイルで包むことがポイント。
パリッとした皮を好む場合は、最後に温度を200℃に上げて2~3分加熱するといいですよ。
焦げやすいので注意しながら加熱してくださいね。
ローストチキンの温め直し方③トースター
トースターを使ったローストチキンの温め方をご紹介します。
- ローストチキンをアルミホイルで包む。
- トースターの温度を160~180℃に設定し、約10分間焼く。
- 鶏肉の中心部まで熱が通ったことを確認したら、温度を200℃に上げてさらに3~4分焼く。
この方法は、ローストチキンのレッグ部分を温めるのに特に適しています。
トースターを使うことで、ローストチキンの表面に焼き色がついてパリパリに仕上がりますよ。
また、鶏肉から脂が出て揚げるような効果が得られるため、より美味しく楽しむことができます。
ローストチキンの温め直し方④フライパン
フライパンを使ったローストチキンの温め方をご紹介します。
- フライパンに専用のアルミホイルを敷く。
- アルミホイルの上にローストチキンを置く。
- 弱火でゆっくりと温める。
この方法は特にローストチキンのレッグ部分を迅速に温めたい時に有効です。
注意点として、一部分だけ長時間温めると皮が焦げる可能性があるため、均等に温めるよう心がけましょう。
また、あまり強火にすると他の部分が冷たいままになる恐れがあります。
ローストチキンの温め直し方⑤魚焼きグリル
魚焼きグリルを使ったローストチキンの温め方をご紹介します。
- 魚焼きグリルを何も入れずに予熱する。
- グリルの底に水を少量入れる。
- ローストチキンをアルミホイルで包み、グリルに置く。
- 弱火で約10分間加熱する。
- 加熱の最後の2分間は、アルミホイルを取り除いて焼く。
この方法はローストチキンのレッグだけでなく、丸鶏を部位ごとに切り分けて温める場合にも適しています。
水蒸気の効果で、チキンの肉質はジューシーに保たれつつ、皮はパリパリに仕上がりますよ。
アルミホイルを使用することで、皮の焦げ付きを防ぐことが可能です。
ローストチキンの保存方法とコツは?
ローストチキンを保存する際、冷蔵庫と冷凍庫のどちらでも可能です。
保存に最適な方法を以下に紹介しますね。
冷蔵庫でのローストチキンの保存方法
ローストチキンを冷蔵庫で保存する際の手順は以下の通りです。
- ローストチキンの粗熱を取る。
- 適当な大きさに切り分ける。
- 耐熱性のある密閉袋や容器に入れて、冷蔵庫に保存する。
この方法は特にタレが付いているローストチキンに適しています。
乾燥を防ぎ、風味を保つことができますよ。
また再加熱する際にも保存した袋や容器ごと温めることができ、ローストチキンを硬くならない状態で楽しむことが可能です。
ローストチキンの保存期間に関しては、焼く前と焼いた後で異なります。
- 生の状態:冷蔵庫での保存期間は約2日間
- すでに焼いた場合:冷蔵庫での保存期間は約3日間
が目安です。
焼く前のチキンを保存する場合、味付けをした後に冷蔵庫で2日間程度は鮮度を保つことができます。
また、焼く前日まで冷蔵庫で保存し、味をなじませることも可能。
すでに焼いたチキンを保存する際は、箸が触れている場合は翌日まで、触れていない場合は最大で3日間が保存の目安となります。
これらの保存方法に注意することで、ローストチキンを美味しく楽しむことができますよ。
市販のローストチキンの保存方法
市販されているローストチキンを購入する際、パッケージに記載されている賞味期限や消費期限を確認しましょう。
これらの期限は、チキンを美味しく安全に楽しむための重要な目安です。
もし商品に期限の記載がない場合は、基本的に購入したその日に食べることを想定して製造されているので、注意してくださいね。
もしローストチキンを食べきれずに余らせた場合、特に箸やフォークなどが直接触れていない状態のものであれば、冷蔵庫での保存をおすすめします。
この場合、保存期間は3日以内が目安です。
適切な保存方法により、美味しさを保ちながら食べ残しを楽しむことができます。
冷凍庫でのローストチキンの保存方法
ローストチキンを冷凍庫で保存する際の手順は以下の通りです。
- ローストチキンの粗熱を取り、食べやすい大きさに切り分ける。
- 切り分けたチキンをラップで密封し、空気に触れない状態にして包む。
- 包んだチキンを冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて密閉する。
- 保存袋を金属トレイにのせて、冷凍庫に保管する。
ローストチキンを小分けにすることで、解凍時の時間短縮や加熱ムラを防ぐことができます。
保存袋に入れる際は、空気をできるだけ抜いて密封することが重要。
空気を抜いて密封することで、乾燥や臭いの移りを防ぎます。
ローストチキンを冷凍保存すると、およそ3週間から1ヶ月程度保存が可能とされています。
なお、箸をつけたローストチキンは菌の繁殖の心配も。
そのため箸が触れた部分は切り落とし、冷凍せずに冷蔵庫で保存し、翌日中に食べ切るようにしましょう。
このような注意点を守ることで、ローストチキンを長期間おいしく保つことができますよ。
保存期間を過ぎてしまうと、風味や食感が損なわれるだけでなく、安全性にも影響を及ぼします。
ローストチキンの賞味期限や保存方法について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
>>>ローストチキンの賞味期限はどれくらい?冷蔵・冷凍保存と解凍のコツを徹底解説
冷凍ローストチキンの上手な解凍方法
冷凍したローストチキンを解凍する方法には、以下の3つがあります。
冷蔵庫での自然解凍
食べる6~8時間前にローストチキンを冷蔵庫に移し、ゆっくり時間をかけて解凍します。
この方法は、ローストチキンの風味を逃がさずに解凍できるメリットがあります。
特に小さくカットされたチキンに適していますよ。
大きなチキンは解凍に時間がかかるため、この方法は不向きです。
流水での解凍
ローストチキンを保存袋に入れた状態で、大きめのボウルや鍋に入れ、流水をかけて解凍します。
夏場など室温が高い時は、ボウルに氷を加えて冷たい状態でゆっくり解凍することが可能です。
電子レンジでの解凍
電子レンジを使用しての解凍は最も手軽な方法ですが、解凍し過ぎるとチキンが乾燥してしまうデメリットがあります。
そのため解凍の際は注意してくださいね。
これらの解凍方法を適切に選択し、ローストチキンの品質を保つことが大切です。
ローストチキンの残りでアレンジレシピを紹介
ローストチキンを美味しく活用するレシピをご紹介します。
ここではピラフとサラダについて詳しく説明しますね。
ローストチキンの残りを使ったピラフレシピ
残りのローストチキンを使って、炊飯器で簡単にピラフが作れますよ♪
- お米:2合
- ローストチキン(残り物):約200g
- 玉ねぎ:1/4個
- にんじん:1/6本
- パセリやタイム(お好みで):適量
- 塩:小さじ1
- 黒こしょう:小さじ1/4
- 顆粒コンソメ:小さじ1
- バター:20g
- レモン(あれば):1/4個
【作り方】
- ローストチキンを食べやすい大きさにカットする。
- 玉ねぎとにんじんを細かく刻む。
- お米を研ぎ、塩・黒こしょう・顆粒コンソメ・バター・レモンを加え、2合より少し少ない水を入れる。炊飯器に「軟」「硬」の設定があれば、「硬」に設定してください。
- 細かく切った玉ねぎ・にんじん・ローストチキンを加え、軽く混ぜたあと「普通モード」で炊く。
- 炊き上がったら全体をよく混ぜ合わせる。
- 最後に器に盛り付け、お好みでパセリやタイムを散らせば完成。
家庭で手軽に作れるローストチキンのリメイク料理の出来上がりです♪
ローストチキンの残りを使ったサラダレシピ
ローストチキンの残りを使って、栄養満点のサラダも簡単に作れますよ。
- レタス:1/4個
- 水菜:1/2袋
- ミニトマト:5個
- ローストチキン:約130g
- ゴマドレッシング:適量
【作り方】
- ローストチキンを食べやすい大きさにほぐす。
- レタスを一口大に切り、水菜は約3cmの長さに切る。ミニトマトは半分に切る。
- レタスと水菜を混ぜ、お皿に盛り付ける。
- その上にほぐしたチキンをのせ、周りにミニトマトを並べる。
- ドレッシングをかけて完成。
サラダは栄養バランスも良く、さっぱりとした食べ心地が楽しめます。
野菜やドレッシングは、お好みのものを使ってくださいね♪
棒棒鶏風にアレンジするのもおすすめです。
さらに、ローストチキンの残りを使った他のアレンジレシピを知りたい方には、以下の記事もおすすめです!
サラダやピラフ以外にも、ちらし寿司やスープなど、家族全員が喜ぶ簡単なリメイクアイデアを多数ご紹介しています。
>>>ローストチキンが余ったら残りをリメイク!簡単アレンジ&活用レシピ5選
ローストチキンをパリパリに焼くコツと保存方法についてまとめ
ローストチキンを再加熱する際、電子レンジを使用するとローストチキンがベチャベチャになったり肉がパサパサになる恐れがあります。
そのためローストチキンを電子レンジで加熱する場合は、他の加熱方法と併用するのがいいですよ♪
中はジューシーで表面はパリパリに仕上げるコツは次の5つの方法がおすすめです。
- 湯煎
- オーブン
- トースター
- フライパン
- 魚焼きグリル
残ったローストチキンは小さく切り分けて、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。
ピラフやサラダなど、アレンジ料理も簡単に作れますよ。
家族の集まるクリスマスや記念日に楽しむローストチキン、最大限に活用して残り物も美味しく食べてくださいね♪
ローストチキンを美味しく温め直すだけでなく、保存方法や賞味期限を正しく理解することで、より安全に楽しむことができます。
冷蔵・冷凍保存のコツや解凍方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
>>>ローストチキンの賞味期限はどれくらい?冷蔵・冷凍保存と解凍のコツを徹底解説