新しいクラスが始まるとき、「今年の学級目標、どうしよう？」 と悩むことはありませんか？
せっかくなら、みんなが覚えやすくて、クラスの雰囲気にぴったりな目標 を立てたいですよね。
でも、「ありきたりな言葉になってしまう…」「どんなフレーズがいいの？」と迷ってしまうことも。
そんなときに役立つのが、学年に合った学級目標のアイデア です。
この記事では、低学年・中学年・高学年それぞれに合った学級目標の例 を紹介します。
さらに、クラス全員で楽しく決める方法や、目標を考えるときのコツ も解説！
みんなで納得できる素敵な学級目標を作るために、ぜひ参考にしてみてください。
学級目標の例15選【小学校向け】｜学年別のアイデア集
学級目標は、クラスの雰囲気や目標を表す大切な言葉です。
小学生の場合、学年によって伝わりやすい表現が異なる ため、それぞれの特徴に合ったフレーズを選ぶことが大切です。
ここでは、低学年・中学年・高学年ごとにおすすめの学級目標を紹介 します。
低学年（1〜2年生）向けの学級目標
1年生・2年生では、短くて覚えやすい言葉 を使うのがおすすめです。
「楽しい」「元気」「仲よし」といったポジティブな言葉を取り入れると、明るい雰囲気になります。
〈例〉
- みんなで なかよく たのしく！
- あいさつ いっぱい えがおいっぱい！
- ちからをあわせて がんばろう！
- まいにち げんき！まいにち えがお！
- みんなで えがおの はなをさかそう！
〈ポイント〉
- ひらがな中心で、短いフレーズにする
- 「あいさつ」「えがお」など、わかりやすい言葉を使う
- リズムよく読めると、みんなが覚えやすい
中学年（3〜4年生）向けの学級目標
3年生・4年生では、少し長めの文章や、具体的な目標を取り入れるのがポイントです。
「みんなで助け合う」「努力する」など、協力や挑戦を意識した言葉 を入れるとよいでしょう。
〈例〉
- みんなちがって みんないい！
- できるまで くじけない！がんばるクラス！
- やさしさと思いやりを だいじにしよう！
- 友だち100人！みんなで たのしくすごそう！
- みんなでつくる 笑顔いっぱいのクラス！
〈ポイント〉
- 「努力」「協力」「思いやり」などの言葉を取り入れる
- 少し長めのフレーズでもOK（リズムがよければ覚えやすい）
- 子どもたちが自分ごととして考えやすい言葉を選ぶ
高学年（5〜6年生）向けの学級目標
5年生・6年生では、自分たちで考えて行動する力を伸ばすことが大切です。
学年のリーダーとしての意識を高めるような言葉を入れると、やる気につながります。
〈例〉
- 自分で考え みんなで行動！
- 最高の仲間と 最高の1年にしよう！
- できることをふやして かっこいい自分になろう！
- あたりまえのことを しっかりできるクラス！
- 努力・協力・全力！みんなで成長しよう！
〈ポイント〉
- 「自主性」「責任感」「挑戦」などを意識した言葉を選ぶ
- ポジティブな表現にすることで、前向きな気持ちを引き出す
- 「みんなで」「全力で」など、クラスの一体感を強調する
学級目標の作り方のコツ
学級目標を作るときに大切なのは、「クラスの雰囲気に合った言葉を選ぶこと」です。
どんな言葉がピッタリくるのか、クラス全員で話し合いながら決めましょう。
〈作り方のポイント〉
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| シンプルにする | 長すぎると覚えにくいため、短く簡潔にまとめる |
| リズムを大切に | 語呂がよいと覚えやすく、親しみやすくなる |
| 前向きな言葉を使う | クラスの雰囲気が明るくなるような表現を選ぶ |
| みんなで考える | 先生が決めるのではなく、全員で話し合う |
たとえば、「楽しいクラスにしたい！」という意見が出たら、それを短くまとめて 「いつも笑顔で 楽しいクラス！」 にするなど、みんなでアイデアを出し合いましょう。
学級目標には、「みんなで協力して成長しよう」「勉強をがんばろう」といった内容がよく含まれます。
学級目標で「〇〇をがんばる」と決めたら、日々の自主学習にも取り入れていけるといいですよね。
こちらの記事では、小学生の自主学習に使えるテーマを【学年別＆目的別】に192個紹介しています。
すぐに使える実例ばかりなので、宿題や家庭学習のヒントにもなります！
学級目標の決め方｜みんなが納得する進め方とコツ
学級目標を決めるとき、「どんな方法で決めたらいいの？」と悩むことはありませんか？
先生が決めることもできますが、クラス全員で考えて決めたほうが、みんなの気持ちが一つになりやすくなります。
でも、話し合いを始めても「意見がまとまらない…」「なかなか決まらない…」ということもあるかもしれません。
そこで、スムーズに学級目標を決めるための具体的な方法 を紹介します。
みんなが納得できる学級目標を作るために、ぜひ試してみてください。
1. みんなでアイデアを出し合う
まずは、クラスの目標にしたいことを自由に考えます。
黒板に書き出したり、小グループごとに意見をまとめたりすると、より多くのアイデアが集まります。
2. キーワードを選んで組み合わせる
出てきたアイデアの中から、「大切にしたいこと」を3〜5個選びます。
たとえば、「元気」「思いやり」「チャレンジ」などをピックアップし、それらを組み合わせて目標を作ります。
3. 人気投票で決定！
いくつか候補を作ったら、クラス全員で投票して、一番人気のものを学級目標にします。
多数決だけでなく、「なぜこの目標がいいのか」を話し合うと、より納得感のある目標になります。
学級目標が決まったら、それをどう教室で見せるかも大切です。
季節に合ったデザイン、クラスの雰囲気に合わせた装飾など、ちょっとした工夫で掲示物の印象は大きく変わります。
こちらの記事では、すぐに使える掲示アイデアを「季節・学年・行事別」にたっぷりご紹介。
掲示内容やレイアウトに迷っている先生や保護者の方にもおすすめです。
まとめ
学級目標は、クラスのみんなが1年間大切にする目標 です。
学年に合った言葉を選ぶことで、より親しみやすく、達成しやすい目標 になります。
〈学年別の学級目標のポイント〉
- 低学年（1〜2年生）： シンプルで覚えやすい言葉を使う
- 中学年（3〜4年生）： 努力や思いやりなど、具体的な目標を意識する
- 高学年（5〜6年生）： 自主性やリーダーシップを大切にする
また、クラス全員で話し合って決めることで、一人ひとりが目標に向かって頑張ろうと思える ようになります。
アイデアを出し合い、大切にしたいことを言葉にして、みんなが納得できる学級目標を作りましょう。
1年後、「このクラスでよかった！」と思えるような素敵な学級目標を見つけてくださいね。
学級目標で「がんばりたいこと」が決まったら、それを実際の行動にうつすチャンス！
自分らしさを活かせる自由研究のアイデアを、学年別にたっぷり紹介しています。
「人とかぶらない」「楽しみながらできる」をテーマに選んでいるので、低学年〜高学年まで使えるヒントが見つかりますよ。
