メルカリで取引をする際、商品と一緒にメッセージカードや手紙が添えられていることがあります。
ただ、他のユーザーの声を聞くと、これらを不要だと感じる方が意外と多いようです。
私自身も商品を出品する際、購入者に良い印象を持ってもらいたいという思いから、短いメッセージを添えることがあります。
しかし、それが不要だと考える方がいると知ると少し寂しい気持ちになることも。
とはいえ、こういった意見がある以上、メッセージカードや手紙を不要と感じる理由を理解し、円滑な取引を目指したいですよね。
そこで、これらがなぜ歓迎されないのかを調べてみると、いくつかのパターンが見えてきたので、その理由をご紹介します。
果たして、メッセージカードや手紙は入れない方が良いのでしょうか?
メルカリに手紙やメッセージカードが不要だと言われる理由
メルカリでのお買い物時に、売り手からのメッセージカードが不要だと感じる理由は人それぞれですが、主に以下の4つの理由が挙げられます。
- 知らない人からのメッセージに抵抗がある。
- 手書きのメッセージは捨てにくい。
- 前の持ち主のことを考えてしまう。
- 不要な情報が書かれていることがある。
これらの理由から、メルカリで手紙やメッセージカードが不要だと思われることがあるのかもしれません。
1つずつ詳しく解説していきますね。
知らない人からのメッセージに抵抗がある
メルカリでの取引において、商品と一緒に届く手紙やメッセージカードに対して、抵抗を感じる人もいます。
特に、見知らぬ人からのメッセージを不快だと感じたり、何らかの形で不安を覚えたりする方がいることが指摘されています。
ただ商品が届けば満足という人にとっては、これらの追加のメッセージは不要とされがちです。
実際、SNS上ではこのような声も見られましたよ。
見知らぬ人からの手書きの手紙を「キモ…」と思ってしまう感性の持ち主なのでメルカリに向いてない。
— 紫藤春香|はるちん (@chuck_abril17) February 1, 2019
このことから、メルカリ利用者の中には、個人からの手紙を受け取ることに抵抗を感じる方がいることを理解し、配慮する必要がありそうです。
取引の相手はさまざまな人がいるため、この問題はなかなか難しいですね。
手書きのメッセージは捨てにくい
メルカリの商品と一緒に送られる手紙について、特に手書きのものは、思いがこもっていると感じられるため、捨てにくいという意見もあります。
メッセージカード自体はうれしいと感じても、処分しづらくて手紙が溜まり、どうしようか悩んでしまう人もいるようです。
丁寧な気持ちが伝わる分、処分に困るケースがあるため、相手の負担を増やさないようにすることも大切です。
手書きのものを捨てづらいと感じる方がいることは頭に入れておきたいですね。
前の持ち主のことを考えてしまう
お礼のメッセージカードや手紙に、その商品のエピソードが書かれていると、前の持ち主の姿をつい想像してしまうことがあります。
もちろん、メルカリで中古品を購入する際、他の人が使っていたものであることは理解しているでしょう。
ただし、手書きの手紙や商品のエピソードが書かれていると、その思い入れが強く伝わりすぎて、新しい所有者として使うたびに前の持ち主を思い出してしまうことも。
特に、故人に関連するものや重い内容のエピソードが書かれている場合、かえって使いづらくなったり、抵抗を感じたりする方もいます。
たとえば
「このギターはおばあちゃんに買ってもらったものですが、亡くなってしまったおばあちゃんを思い出すので手放すことにしました。あなたのような親切な方に買っていただけてうれしいです。」
と書かれていたら、重い内容に困ってしまうかもしれません。
「大切に使ってきた商品です」といった内容も、丁寧さを伝えようとする一方で、押し付けがましい印象を与えることがあります。
商品がきれいであれば、大切に扱ってきたことは自然に伝わりますので、余計なエピソードは必要ないでしょう。
不要な情報が書かれていることがある
メルカリで購入する人にはさまざまな生活スタイルがあります。
定年後のゆったりとした生活を楽しむ方もいれば、家事や育児に追われる方、複数の仕事を掛け持ちして忙しく働く方もいます。
すべての人が時間や心に余裕があるわけではありません。
丁寧な手紙をありがたい心遣いと感じる方もいれば、余計な情報は不要で商品だけ届けば十分だと思う方もいるのです。
感謝の気持ちやリピート購入への期待から手紙やメッセージカードを添えることもありますが、購入者にとっては内容が無駄だと感じられることも。
感謝の気持ちを伝えたいあまりに、相手に負担をかけてしまうケースがあることも理解しておきたいですね。
もらった人に負担を感じさせないようなメッセージカードや手紙にする工夫が大切です。
メルカリで好感を持たれるメッセージの書き方
メルカリでのお取引において添えるメッセージは、受け取る側にとって「うれしい」と感じる人もいます。
ただし、そのメッセージがどのように受け取られるかは、書き方次第。
適切なポイントに注意を払えば、不快感を与えずに済むんです。
ここで紹介するポイントを抑えることで、メッセージをよりポジティブに受け取ってもらえるはずですよ。
- メッセージはシンプルで簡潔に。長々と書きすぎないこと。
- 個人的なエピソードは避け、事務的な内容に留める。
- できるだけきれいな字で書くか、パソコンを使用してクリアな文字で。
- メッセージ内で他の行動へ誘導することは控える。
- 個人的な出会いを求める内容は避ける。
大切なのは、受け取る人の気持ちを考え、どのように感じるかを想像すること。
このような配慮が、メルカリでの円滑な取引を促す第一歩となります。
まとめ
メルカリでお買い物した商品が届いたとき、心温まる一言が添えられていたりメッセージカードが入っていると、丁寧な印象を受けます。
商品だけではなく、そのような小さな配慮があると出品者への好感度が高まり「また購入したい」と感じることがあります。
出品者としても評価を上げるために、このようなメッセージをうまく取り入れたいものですね。
しかし、長すぎる文や過度に個人的な内容は、時に受け取る側に負担を感じさせてしまうことも。
メッセージカードや手紙が喜ばれるかどうかはケースバイケースですが、もしメッセージカードを付ける場合でも、喜ばれるためのちょっとしたコツを知っておくと良いですよ。
こちらの記事で、効果的なメッセージカードの作成のコツをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
>>>メルカリで喜ばれる!効果的なメッセージカード作成の5つのコツ
メルカリでの取引において、相手に気持ちよく商品を受け取ってもらうためのコツをこの記事から得られれば幸いです。