中学校の教室や廊下にある掲示物。
なんとなく貼っているけれど、「もっと見やすく」「もっと伝わる」工夫ができたら、教室の雰囲気もぐっと変わります。
掲示物は、ただの情報ではなく、クラスのやる気や雰囲気をつくる“きっかけ”にもなります。
ほんの少しのアイデアで、「見るだけ」で終わらない掲示に変えることができます。
この記事では、すぐに使える掲示アイデアを7つご紹介。
実際の掲示例に加えて、“生徒の心に残る掲示物”にするためのちょっとしたコツも合わせてお伝えします。
毎日の教室がちょっと楽しくなるヒント、ぜひ探してみてください。
中学校の掲示物アイデア7つの実例を大公開
教室の掲示物を充実させるためには、まず基本となるアイデアや作り方を理解することが大切です。
以下は、簡単に実践できて生徒にも分かりやすい掲示物のアイデアと、ちょっとした工夫をまとめた表です。
アイデア | 作成方法・工夫 |
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学級目標 | クラス全員で今年の目標を考え、大きな紙に記入して掲示します。個性を出すために、装飾を加えるとさらに良い仕上がりに。 |
賞状 | 背景にカラフルな画用紙を敷き、華やかな模様で装飾します。これにより、クラスの一体感が高まり、成果をより誇らしく感じることができます。 |
時間割表 | 大判の用紙を使い、見やすい文字サイズで印刷します。ウェブ上のテンプレートを活用することで作業時間を短縮できます。 |
当番表 | 掃除や日直の担当を円形チャートで表示します。ラミネート加工を施せば耐久性が高まり、使い勝手も向上します。 |
委員一覧表 | 学級委員や係の役割を一覧にして掲示します。シンプルで分かりやすいデザインを心がけると生徒も混乱しません。 |
学園祭や体育祭の装飾 | 学園祭や体育祭で使用したスローガンや横断幕を掲示することで、クラスの一体感や成果を目に見える形で共有できます。 |
献立表 | 給食の献立を印刷して掲示します。デザインに工夫を加え、美術部にデコレーションを依頼するとさらに魅力的です。 |
掲示する言葉に迷ったら、学級目標やキャッチフレーズを使ってみるのもおすすめです。
クラスの雰囲気や想いが伝わる言葉が見つかれば、見た人の印象にも残りやすく、掲示の完成度もぐっと上がりますよ!
生徒のやる気UP!楽しく効果的な掲示物づくりの秘訣
掲示物をただ貼るだけではなく、生徒たちが興味を持ち、積極的に楽しめるように工夫することが重要です。
以下のポイントを意識すると、教室全体が活気づき、生徒の学びが深まります。
- 掲示場所を工夫:学級目標など重要な内容は教室前方に、時間割表や献立表などは後方に配置すると、生徒の集中を妨げません。
- デザインをシンプルに:色や装飾を派手にしすぎず、落ち着いたデザインを心がけることで、情報がより分かりやすくなります。
- 紙サイズを統一する:掲示物のサイズが揃っていると、全体が整然として見え、視認性が向上します。
- ラミネート加工で保護:長期間使用する掲示物にはラミネート加工を施すことで、美しさと耐久性を両立させられます。
- 画用紙を背景に使う:色付き画用紙を背景として使うことで、情報が目立ち、重要な内容を強調できます。
- 生徒の力を借りる:美術部や手先の器用な生徒に手伝ってもらうと、掲示物のクオリティが上がり、クラスの一体感も生まれます。
まとめ
中学校の教室掲示物は、ただ情報を伝えるだけでなく、生徒のやる気を引き出し、教室の雰囲気を明るくする大切な役割を果たします。
今回ご紹介した「学級目標」「賞状」「時間割表」「当番表」「委員一覧表」「学園祭の装飾物」「献立表」の7つは、どれもすぐに実践できるアイデアばかり。
さらに、配置を工夫したり、シンプルなデザインにしたり、生徒と一緒に作ったりすることで、掲示物の力はもっと大きくなります。
掲示物は、先生だけでなく生徒が主体的に関わることで、教室全体が活気づき、思い出に残る空間になります。
「掲示物を工夫することで、教室の空気を変える」——そんな可能性を秘めた掲示物づくりに、ぜひチャレンジしてみてください。
掲示物のデザインだけでなく、「何を書くか」もとても大切ですよね。
クラスの雰囲気が伝わるキャッチフレーズや目標を探している人は、こちらの記事も参考になります。