毎日の自学、「何を書こう…」と悩んでいませんか?
小学校3年生になると、自主学習の宿題が本格的に始まるご家庭も多いですよね。
でも、いざノートを開いてみると「テーマが思いつかない」「時間ばかりかかってしまう」と、親子で頭を抱えることもあるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、10分ほどでパッと取り組めるカンタン自学ネタです。
国語・算数・理科・社会など、教科ごとに「すぐに使えるテーマ」を25個ご紹介します。
さらに、短時間でうまくまとめるための「書き方の型」や、おうちの方のサポートのコツもあわせて紹介しているので、これ1つで毎日の自学がグッと楽になりますよ。
【小3向け】教科別・10分でできる自学ネタ25選
ここからは、国語・算数・理科・社会・その他の自由テーマに分けて、自学にぴったりなアイデアを紹介します。
どれも「10分くらいで取り組める」「考える力がつく」ものばかりなので、その日の気分や興味に合わせて選んでみてください。
「今日は何しようかな?」と迷ったときに、すぐ使えるネタ集としても活用できますよ。
国語編|ことばの力を育てるアイデア5つ
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ことわざ・四字熟語調べ
意味と例文、自分なりのイラストを加えると記憶に残りやすいです。 -
好きな本のあらすじまとめ
主人公・お話のはじまり・結末の3つにしぼって、簡単に書いてみましょう。 -
漢字の成り立ちクイズ
気になる漢字を選んで、どうしてその形になったのかを調べ、クイズ形式に。 -
自分の気持ち日記
「うれしかったこと・イヤだったこと・どうしたいか」の3行でOK。 -
オリジナルしりとり作文
しりとりの言葉を3つ選び、それらを全部使った短いお話を考えてみよう。
算数編|数字で遊びながら考える5つのネタ
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身のまわりの「九九」さがし
家の中のものやチラシを使って、「九九の式」を見つけてみましょう。 -
時計クイズを作ろう
時計を見て「今は何時何分でしょう?」という問題をつくってみよう。 -
三角形・四角形さがし
部屋の中やノートの中から、いろいろな形を探して数えてみよう。 -
数の分解ゲーム
30をいろんな足し算で分けてみよう。何通りできるかな? -
お買い物ゲーム
チラシやレシートを見て「500円以内で何が買えるか」を考えてみよう。
理科編|ふしぎ発見!観察・実験のアイデア5つ
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天気の観察
空の色、風、雲の形などを5分間観察して記録。前日とのちがいも比べてみよう。 -
花や葉っぱのスケッチ
近くの公園や庭で見つけた植物をスケッチし、気づいたことを書いてみましょう。 -
氷のとけ方実験
いろいろな場所に氷を置いて、どこが早くとけるかを比べてみよう。 -
音の観察リスト
静かに耳をすませて、聞こえた音をリストアップしてみよう。 -
かげの動き観察
同じ物のかげを午前・午後で比べて、長さや向きのちがいをまとめよう。
社会編|まちやくらしを学べるテーマ5つ
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自分のまちの「名物調べ」
名物の食べ物やイベントについて簡単に調べ、紹介してみよう。 -
ゴミの分別クイズ
家で出たゴミをいくつか選んで、「何ゴミか?」のクイズにしよう。 -
都道府県カードづくり
1日1県、名前・場所・特産物を書いてカードにしていこう。 -
お店の仕事調べ
よく行くお店の仕事を想像して書いてみよう。見えない工夫にも注目。 -
家でできるエコまとめ
節電・節水・ゴミをへらす工夫を5つまとめて書いてみよう。
自由テーマ編|気持ちやアイデアを表現する5つのヒント
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今日のニュースまとめ
子ども新聞やテレビで見たニュースを1つ選び、「どう思ったか」を書こう。 -
1日ミニ計画表
やりたいことや予定を時間ごとに分けて、計画を立ててみよう。 -
未来の自分への手紙
「10年後の自分」へ手紙を書くと、夢や今の気持ちが見えてきます。 -
おすすめランキング
好きなアニメ・おやつ・キャラクターなどのランキングを作ってみよう。 -
ことばあそびノート
早口ことば、ダジャレ、あいうえお作文など、楽しいことば遊びを自由に。
自主学習は「たくさんやること」よりも「自分で考えること」が大事。
10分でできる簡単な学習を毎日コツコツ続けていくことで、考える力・まとめる力が自然と身についていきます。
今日紹介した中から「これやってみたい!」と思えるものを1つ見つけて、自分のペースでやってみましょう。
10分でまとめられる!自学の書き方テンプレート
どんなテーマでも、この3つのステップで簡単にまとめられます。
時間がなくても、自分の考えをしっかり書き残せるようになりますよ。
① きっかけを書く
「今日は〇〇について調べました。」
② わかったことを書く
「〇〇ということが分かりました。」「□□と△△を比べてみると〜でした。」
③ 自分の考えや気づきを書く
「びっくりしたのは〜です。」「次は〇〇もやってみたいです。」
※イラストや表を使ってもOK。
文字が少なくても、自分の言葉で表現できていれば十分です。
保護者の方へ|やる気を引き出すサポート&声かけのコツ
自主学習をスムーズに進めるには、ちょっとした声かけや環境づくりがとても大切です。
「正しくできているか」よりも、「自分でやってみよう」という気持ちを引き出すことが、自学を続けるポイントになります。
声かけの工夫で、自主性がグンとアップ
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「どれからやってみる?」
→ 自分で選ぶことで、考える力や自主性が育ちます。 -
「あと5分だけがんばってみようか」
→ 時間の見通しがつくと、気持ちの切り替えがしやすくなります。 -
「これ、すごくいいね!」「自分で考えたんだね!」
→ 自分のやったことを認めてもらえると、子どものやる気はグッと上がります。
無理なく続けるために大切なこと
無理にやらせようとせず、「できたこと」を見つけて認めてあげることが、自学を楽しみながら続けるいちばんのコツです。
たとえ短い内容でも、「自分で考えてまとめた」経験は大きな学びになります。
※内容の正しさよりも、「自分でやりきった!」という達成感を大事にしてあげましょう。
まとめ|「ちょこっと自学」で毎日の学びに自信を
自学は、たくさん書くことやむずかしいことをやる必要はありません。
大切なのは、「自分で考えて、まとめてみる」ことです。
今回ご紹介したように、10分ほどで取り組めるテーマでも、自分の気づきや考えを少しずつ積み重ねていくことで、表現力や思考力が自然と身についていきます。
まずは「これならできそう!」と思えるものから始めてみましょう。
書くのが楽しくなってきたら、自分でテーマを考えてみるのもおすすめです。
おうちの方も、あたたかい声かけで見守ってあげてくださいね。
10分の自主学習が、毎日の学びの自信につながっていきます。
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