高校の卒業式に礼服はおかしいの?
高校の卒業式に礼服を着ることは、非常に適切で、ふさわしい選択です。
その理由は、礼服が「冠婚葬祭」という人生の重要な節目に使用される服装だからです。
冠婚葬祭には、結婚式や葬儀だけでなく、入学式や卒業式といった場も含まれます。
したがって、卒業式という厳粛な場に礼服を選ぶことは、マナー的にも問題ありません。
私が出席した高校の卒業式では、女性保護者の約半数が礼服を着用していました。
もう半数の保護者は、紺やグレーといった落ち着いた色合いのスーツを着ていました。
一方、来賓の方々や先生方は、ほぼ全員が礼服を着用していた印象があります。
ただし、地域や学校の風習によって若干の違いがある場合もあるでしょう。
卒業式は人生の一区切りを祝う厳粛な場です。
礼服を選べば、その場にふさわしい印象を与えられることは間違いありません。
礼服を卒業式で着るなら押さえたい注意点
卒業式に礼服(ブラックフォーマル)を着る場合は、「祝いの場としての華やかさ」を意識することが重要です。
葬儀のように全身黒でまとめてしまうと、厳粛すぎる印象を与えてしまいます。
明るい未来を象徴するような装いを心がけることが大切です。
注意点 | 詳細 |
---|---|
①鞄や靴は控えめで黒を選ぼう | シンプルで控えめな黒の鞄や靴を選ぶことで、落ち着いた印象を演出できます。また、冠婚葬祭全てに使えるデザインであれば長く活用できるでしょう。 |
②ストッキングは肌色を基本に | 黒いストッキングは葬儀の印象が強くなるため避けましょう。肌色のストッキングを選ぶことで、卒業式らしい明るさをプラスすることができます。 |
③アクセサリーは派手すぎないものを選ぶ | パールのネックレスやイヤリングは、ブラックフォーマルに適度な華やかさを加えるアイテムです。フォーマルな場で使いやすく、冠婚葬祭どちらにも対応します。 |
私もパールのネックレスとイヤリングをセットで愛用しています。
一度購入すると非常に使い勝手が良く、冠婚葬祭すべてで重宝しています。
まとめ
高校の卒業式に礼服を着ていくことは、全く問題ありません。
それどころか、卒業式という人生の節目を祝う厳かな場において、礼服は非常にふさわしい選択です。
ただし、着こなしにはいくつか注意点があります。
- ストッキングは肌色を選ぶ
黒では葬儀の印象が強くなるため、肌色を選ぶことで華やかさをプラスします。 - 鞄や靴はシンプルで黒を基調に
控えめなデザインを選び、冠婚葬祭に対応できる実用的なものを選びましょう。 - アクセサリーは上品で派手すぎないものを
パールのネックレスやイヤリングは特におすすめ。華やかさを添えつつ、場にふさわしい品の良さを演出します。
これらを守ることで、卒業式にふさわしい装いを完成させることができます。
また、礼服は卒業式だけでなく、入学式や他の冠婚葬祭の場でも活用できる便利なアイテムです。
特に高校の卒業式では、保護者の礼服着用率が高い傾向があります。
一方で、卒業式の服装は必ずしも礼服である必要はなく、式典にふさわしいフォーマルな服装を意識することが大切です。
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こちらの記事「卒業式と入学式は同じ服装でOK!着回しのコツとマナーを徹底解説」 では、着回しのポイントや印象を変えるコツを詳しく解説しています。
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