「学年スローガンって、どうやって考えればいいんだろう?」
「高校生らしい言葉ってどんなの?」
そんなふうに悩んでいる学年委員や生徒会、先生方に向けて、この記事では“学年全体の雰囲気や目指す姿”を伝えるスローガンの例文や作り方のヒントをご紹介します。
青春、進路、団結、感動…。
高校生活の中で生まれるたくさんの思いを、ひとつの言葉に込めてみませんか?
ジャンル別に紹介する30のスローガン例を参考にしながら、自分たちらしいメッセージを見つけるヒントを探してみてください。
高校生向け|学年スローガン30選【ジャンル別アイデア集】
学年スローガンには、いろいろな雰囲気やテーマがあります。
かっこいいもの、感動系、面白いタイプ、SNSっぽい言葉など、どんな雰囲気にしたいかによって、選ぶ言葉の印象は大きく変わります。
まずはジャンル別のアイデアをチェックして、自分たちの学年にぴったりのスローガンのヒントを探してみましょう。
かっこいい・青春系スローガン
- 今しかない、この一瞬を全力で
- 輝け、自分らしく
- 走れ、迷うな、高校生!
- 一歩ずつ、でも確実に
- 僕らの青春、全開放
感動・成長・卒業系スローガン
- 背中を押したのは、3年間の記憶
- 絆が残す、最後の軌跡
- 涙の数だけ強くなれる
- 過去も未来も、この3年間に詰め込んで
- 笑顔でしめくくる、僕たちの物語
面白い・ユニーク系スローガン
- 本気出すの、今日から
- 笑って怒って泣いて、青春しようぜ
- ギリギリで生きてます(でもやる)
- 奇跡より努力派です
- バズれ、うちらの学年力
ハッシュタグ・SNS風スローガン
- #全力の春、始めます
- #今だけの青春
- #チーム〇年〇組(学年番号に置き換え)
- #みんなでひとつ
- #団結ってやつ、してきます
英語・英語もじりのスローガン
- Be the change(変化をつくるのは自分たち)
- Our time starts now(今、この瞬間が僕らのはじまり)
- Make it unforgettable(忘れられない時間にしよう)
- One team, one story(ひとつの学年、ひとつの物語)
- Just go with passion(情熱を持って、ただ進もう)
進路・挑戦・未来志向スローガン
- 一人ひとりの夢に向かって
- 今の一歩が、未来を変える
- 受験だけがゴールじゃない
- 挑戦する学年でいたい
- 胸を張って、次のステージへ
気になるスローガンがあれば、そのまま使ってもOK。
もちろん、言葉を組み合わせたり、自分たちの雰囲気に合わせてアレンジしても大丈夫です。
次は、そもそも学年スローガンってどんな意味があるの?という基本の考え方についても見ていきましょう。
学年スローガンって何?どんなときに使うの?
「学年スローガン」は、学年全体の気持ちや目標をひとことで表す言葉です。
クラスごとに決めるスローガンよりも、もう少し広い視点で、「この1年をどんなふうに過ごしたいか」「どんな学年にしたいか」を込めて作られます。
よく使われる場面の例
- 始業式・学年集会での発表
- 体育祭や文化祭などの学年紹介
- 学年だより・しおり・パンフレットに掲載
- 卒業前のまとめや、記念冊子など
学年スローガンがあることで、行事や日々の活動に一体感やテーマが生まれ、高校生活をより充実したものにする手助けになります。
言葉を考える過程そのものも、「みんなで作り上げる経験」として、かけがえのない思い出になるはずです。
学年スローガンを考えるときのコツ3つ
スローガンを決めるときに、「どんな言葉にすればいいんだろう?」と迷ってしまうこともありますよね。
そんなときは、次の3つのポイントを意識すると、自然と方向性が見えてきます。
学年の空気感やテーマを話し合ってみる
たとえば「挑戦の1年にしたい」「みんなで団結したい」「笑顔を大事にしたい」など、まずは学年全体で“どんな1年にしたいか”を共有するところからスタート。
スローガンの「芯」になる部分が見えてきます。
短くて伝わりやすい言葉にまとめる
スローガンは、人前で発表したり掲示したりする場面が多いもの。
長すぎたり難しすぎると伝わりづらくなってしまいます。
10〜15文字前後を目安に、「リズムがいい」「印象に残る」言葉を意識しましょう。
他の行事にも使える言葉だと◎
学年スローガンは、体育祭や合唱コンクール、卒業式などいろいろな場面で使われることがあります。
どんな行事にもなじみやすい、“土台になる言葉”を意識しておくと、使い回しやすく便利です。
たとえば…
-
「挑戦」「団結」「感謝」「全力」「一歩前へ」 など
→ どんなイベントでも活かしやすく、学年の姿勢を表すテーマにぴったり。
スローガンの決め方・共有方法
スローガンは「考える」だけでなく、どうやって決めて、どうやって使っていくかも大切なポイントです。
ここでは、スローガンの決め方と、その後の共有方法について紹介します。
スローガンの決め方と、みんなで考える流れ
学年スローガンの決め方にはいろいろな方法があります。
たとえば:
- 各クラスから案を出して、学年全体で投票する
- 学年委員や生徒会が中心になって候補をまとめる
- いくつかの案を掲示して、みんなの意見を集める
- 担任の先生が中心になって、生徒と一緒に考える
大切なのは、「自分たちの言葉」として納得できるかどうか。
話し合いの過程も、学年の団結につながる貴重な時間になります。
決まったあとは、しっかり“見える形”に!
せっかく決めたスローガン、使わなければもったいないですよね。
目に見える形にして、日常の中で意識できるようにしましょう。
掲示のアイデア
- 学年フロアや階段にポスターとして貼り出す
- クラスごとの教室前に掲示して統一感を出す
- 体育祭や合唱コンクールのテーマ横断幕にする
- 書道・美術の授業で作品として制作する
発表・共有の場面
- 始業式・学年集会で代表生徒が発表する
- 行事のオープニングで読み上げる
- 学年だより・学校のHPに掲載する
- 卒業アルバムやしおりに載せる
何度も目にすることで、スローガンは学年の「合言葉」になっていきます。
どんなスローガンにするか迷ったときは、アイデアの出し方や考え方のコツを知っておくとスムーズです。
こちらの記事では、スローガンを考えるときの具体的なヒントや、クラスで話し合うときのポイントを詳しく解説しています。
➡ 【高校生向け】スローガンの作り方&アイデアの出し方はこちら
「なかなか決まらない…」と悩んでいる人にぴったりの内容です。
他のスローガン記事も参考にしよう!
学年スローガンを考えるときには、他の行事やクラスで使われているスローガンもヒントになります。
「どんな表現があるのか」「どうやって言葉を選べばいいのか」など、実例を見ることで、自分たちらしい言葉のイメージがつかみやすくなります。
▶ クラスで使えるスローガンや目標を探しているならこちら
[中学校の行事で使える目標&スローガン例文集|クラスを盛り上げるアイデアを紹介]
▶ スローガンの作り方や考え方を知りたい人はこちら
[【中学生向け】スローガンの作り方とアイデアの出し方を解説!テーマ決めのコツと注意点]
▶ 行事別のスローガンを探しているならこちらもおすすめ
[体育祭スローガン55選|高校生も使える応援ワード集]
[合唱コンクールスローガン70選|感動・青春系のフレーズが満載]
まとめ|学年スローガンで、1年をもっと特別に
学年スローガンは、その1年間をどんな気持ちで過ごすかを表す、大切な“合言葉”です。
かっこよくても、おもしろくても、感動的でも、一番大切なのは「自分たちらしさ」がしっかりこめられていること。
みんなで話し合って、笑ったり悩んだりしながら決めたスローガンは、きっと行事のたびに思い出せる、特別な言葉になります。
あなたたちの学年にぴったりの一言を見つけて、これからの時間を、もっと意味のあるものにしていってくださいね。
学年スローガン以外にも、文化祭・体育祭・合唱コンクールなど、学校行事ごとにスローガンを考える場面はたくさんあります。
こちらの記事では、年間行事に使える目標やスローガンの例文をたっぷり紹介しています。
行事ごとに雰囲気に合った言葉を選びたい人は、ぜひ参考にしてください。