PayPayの取引履歴を削除したい人必見！消せるのか・代わりにできる対策とは？

「この履歴、消せたらいいのに…」

PayPayを使っていると、こんなふうに感じたことはありませんか？

ちょっとした買い物や、誰かとの送金履歴。

アプリを開けばすぐ見られてしまうので、「プライバシーが心配…」と思う方も多いはずです。

この記事では、PayPayの取引履歴は本当に削除できるのか？ という疑問にお答えしながら、削除ができない場合に他人に見られないようにする方法や、代わりにできる対策をわかりやすく解説します。

履歴をめぐる不安をスッキリ解消して、安心してPayPayを使えるようになりましょう。

そもそもPayPayの取引履歴は本当に削除できないの？
履歴を見られたくないときに使える非表示の工夫とは
PayPayの履歴はどれくらいの期間残るの？
履歴を消すのではなく保存したいときの対処法
1. 手軽に保存する方法
2. アプリから履歴をダウンロードする方法
「履歴を消せる裏技」に注意！信じてはいけない理由
どうしても不安なときはPayPayに直接相談できる
他のキャッシュレスアプリでは履歴を消せるの？
履歴が残るからこそPayPayが安心して使える理由
まとめ：取引履歴は削除できなくても、安心して使う方法はある

そもそもPayPayの取引履歴は本当に削除できないの？

PayPayでの取引履歴は、ユーザー自身が削除することはできません。

その理由は、万が一のトラブルが発生したときの確認用や、不正利用を防止するためです。

履歴の情報は、PayPayのシステム上で安全に管理されており、アプリから手動で消すことはできない仕組みになっています。

これは、銀行の入出金履歴が消せないのと同じように、お金に関わる情報として大切に扱われているからです。

履歴を見られたくないときに使える非表示の工夫とは

PayPayでは取引履歴を削除することはできませんが、他の人に見られないようにするための工夫はいくつかあります。

スマホの設定やアプリ内のセキュリティ機能を使えば、簡単にプライバシーを守ることができます。

以下に、すぐに試せる方法をまとめました。

方法	内容
アプリにロックをかける	PayPayアプリにパスコードや指紋認証を設定すると、アプリを開かれるのを防げます
スマホ自体のロック	スマートフォン本体にパスワードや顔認証を設定しておくと、全体を安全に保てます
通知をオフにする	支払い完了などの通知を非表示にすれば、他人の目に触れるリスクを減らせます
ログアウトしておく	一時的にアプリからログアウトすれば、履歴画面を見られることもなくなります

これらの方法をうまく活用すれば、履歴を削除できなくても情報を見られるリスクをしっかり減らすことができます。

とくにスマホを他人と共有している場合や、家族に見られたくない履歴があるときには効果的です。

PayPayの履歴はどれくらいの期間残るの？

「取引履歴って、いつまで残るの？」と気になる方もいるかもしれません。

結論から言うと、PayPayでは取引履歴が基本的に削除されず、ずっと残る仕組みになっています。

現時点で、履歴の保存期間について公式な明記はありません。

ですが、アプリ上では過去すべての取引をさかのぼって確認することが可能です。

つまり、実質的には無期限で保存されていると考えてよいでしょう。

これは、本人確認・利用履歴の証明・不正防止など、サービスの安全性を保つために必要な措置です。

履歴を消すのではなく保存したいときの対処法

取引履歴は削除できませんが、「あとで見返したい」「支出を管理したい」といった目的で保存しておきたい方も多いはずです。

ここでは、PayPayの取引履歴を自分で記録・保存する方法を2つの視点で紹介します。

手軽に保存する方法

まずは、すぐに実践できる簡単な保存方法からご紹介します。

アプリ内に専用の保存機能がなくても、これらの方法なら対応できます。

スクリーンショットを取る

最も手軽な方法が、取引履歴の画面をスクリーンショットで保存する方法です。

画像として残せるので、支払い内容を確認したいときにすぐ見返すことができます。

スマホの標準機能を使えば誰でもできるので、「とりあえず残しておきたい」ときに便利です。

家計簿アプリと連携する

対応している家計簿アプリと連携すれば、PayPayの利用履歴を自動で取り込めることもあります。

たとえば「マネーフォワード」や「Zaim」などでは、PayPayアカウントと連携できる場合があります。

自動で記録されるため、手間なく家計管理ができるのがメリットです。

メモ帳やエクセルで手動記録

細かく内容を整理したい方には、手動でエクセルやメモ帳に記録する方法もあります。

自分の好きな形式で記録できるため、カテゴリ分けや日付ごとの合計など、自由度が高いのが特長です。

多少手間はかかりますが、しっかり管理したい方に向いています。

アプリから履歴をダウンロードする方法

最近のアップデートにより、PayPayアプリ上で取引履歴をCSVファイルとしてダウンロードできる機能が利用可能になりました。

これは、家計管理や確定申告、ビジネス経費の整理に役立つ便利な機能です。

対象となる履歴とデータの内容

この機能では、以下のような取引履歴がダウンロード対象となります。

PayPayでの決済履歴
「送る・受け取る」機能での送金履歴
残高チャージの履歴
PayPayカード（旧Yahoo! JAPANカード含む）の取引履歴

※ダウンロードできるのは直近2年間分の履歴です。

※「処理中」や「期限切れ」の取引はダウンロードの対象外となります。

CSVファイルには、取引日、取引内容、金額、取引先などが詳細に記録されています。

そのため、確定申告の作成や日々の支出管理にとても便利です。

ダウンロードの手順

ダウンロードの方法は次のとおりです（2025年6月現在）。

PayPayアプリを開く
ホーム画面から「取引履歴」をタップ
画面右上の「…」またはメニューボタンを選択
「取引履歴をダウンロード」もしくは「データのダウンロード申請」を選ぶ
期間を指定し、「ダウンロードを申請する」をタップ
準備が完了すると通知が届くので、通知を受け取った後、24時間以内にダウンロードを実施

※通知を逃すと再申請が必要になることがありますので、見逃さないようご注意ください。

この機能を活用すれば、手作業でスクショやメモを取らずに、大量の取引を効率的に管理できます。

「履歴を消すことはできないけれど、正しく記録しておきたい」という方にとって、非常に心強い機能ですね。

「履歴を消せる裏技」に注意！信じてはいけない理由

ネット上には、「PayPayの取引履歴を消せる裏技」などと紹介されている動画やサイトが見つかることがあります。

ですが、それらはすべて非公式な情報であり、信頼性に欠ける内容です。

中には、アプリの改造や外部ツールの使用をすすめるものもありますが、こうした方法を使うとアカウントが停止されたり、個人情報が漏えいするリスクさえあります。

また、利用規約に違反する行為を行えば、PayPay側で利用停止などの措置を取られる可能性もあります。

履歴を削除する方法は、現在PayPayには正式に存在していません。

安全に使い続けるためにも、確実で公式な方法を選ぶことが何より大切です。

どうしても不安なときはPayPayに直接相談できる

取引履歴についてどうしても気になることがある場合は、PayPayのカスタマーサポートに相談することができます。

アプリ内の「お問い合わせ」機能を使えば、チャット形式で質問できるので便利です。

問い合わせの手順はとても簡単です。

アプリを開く
「アカウント」タブをタップ
「ヘルプ」→「お問い合わせ」の順に進む
質問内容を入力して送信するだけ

困ったときは、ひとりで悩まず、公式のサポートに確認するのが一番安心です。

不安を感じたら、気軽に問い合わせてみましょう。

他のキャッシュレスアプリでは履歴を消せるの？

「PayPayでは履歴を削除できないけど、他のキャッシュレスアプリならできるんじゃないの？」

そんなふうに気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、主要なキャッシュレス決済サービスについて、履歴の削除や非表示機能の有無を比較してみました。

サービス名	履歴の削除可否	非表示機能の有無
PayPay	×（削除不可）	ロック機能あり
LINE Pay	×（削除不可）	一部履歴は非表示可能
楽天ペイ	×（削除不可）	ロック機能なし
d払い	×（削除不可）	ロック機能あり