絵本を作る際、一番大事なのは楽しいストーリーネタを見つけることです。
でも、どうやって考えたらいいのか迷いますよね？
この記事では、親子で楽しみながら簡単にできる絵本のストーリーネタ探しのコツや、アイデアを形にする4つのステップをご紹介！
「子どもが喜ぶテーマをどう見つけるか」「物語をどう進めるか」など、初めての方でも取り組みやすい方法を詳しく解説します。
誰でも簡単にオリジナルの絵本を作れるようになるポイントを紹介するので、親子で一緒に創作活動を楽しんでみませんか？＾＾
絵本のストーリーのネタはどうやって見つける？
絵本作りの第一歩、それは面白いテーマを選ぶことです。
テーマが決まれば、物語作りもスムーズに進みます。
子どもたちが楽しく学べるような、教育的な内容を含むテーマを選ぶことが大切です。
ここでは、すぐにでも始められる絵本作りのポイントをいくつか紹介しますね。
【絵本作りのポイント】
- 子どもが興味を持ちそうなテーマを選ぶ 子どもたちは、自分の好きなものが登場する絵本に夢中になります。例えば、動物や乗り物、おとぎ話などがいいでしょう。
- 身近な出来事を題材にする 日々の生活で起こった出来事や季節の行事を絵本にすると、子どもたちも親しみやすく感じます。
- 他の絵本やアニメからヒントを得る 既に子どもたちに人気の絵本やアニメからアイデアをもらうのも一つの方法です。完全に新しい話を考える必要はありません。
- 自分が伝えたいメッセージを組み込む 絵本を通じて何か教訓やメッセージを伝えたい場合、それをストーリーの中心にすると良いでしょう。
これらのポイントを参考に、身の回りにあるものからインスピレーションを得て、ユニークな絵本のテーマを見つけてみてください。
子どもたちと一緒に楽しい絵本作りを楽しみましょう。
初めてでもできる！子ども向け絵本を作る4ステップ
子どもたちにとって絵本は大切な遊び道具です。
自分で作った絵本でお話を聞かせれば、もっと素敵な時間を過ごせるでしょう。
家庭での読み聞かせは、親子の素敵な絆を育てる時間ですね。
私たちの家でも、毎晩の読み聞かせは家族団らんの時間となっています。
それでは、自分だけの絵本を作る方法を見てみましょう。
最初に、絵本にする話のテーマを考えます。
選んだテーマに沿って、物語を広げていくのです。
絵本を作る手順は次の通りです。
- テーマを決めて、物語を思い浮かべる
- 作るのに必要なものをそろえる
- 下書きをして、絵のレイアウトを考える
- 筆記具で丁寧に書き加え、絵本を完成させる
これらのステップに従って、手作り絵本を楽しく作ることができます。
絵本のストーリー展開と基本テクニック
絵本のストーリーを考えるとき、どう展開させるかが重要です。
物語を作る基本的な方法は2種類あります。
1つ目は、日本でよく使われる「起承転結」の形式です。
もう1つは、結末から逆に物語をたどる逆算法です。
どちらも物語を作る上で役立つので、どちらが自分に合っているか試してみると良いでしょう。
物語を引き立てる「起承転結」の基本
「起承転結」というのは、物語を明確に伝えるための構造です。
これに従って物語を作ると、聞き手にとって分かりやすくなり、興味を持ってもらいやすいです。
多くの日本の童話もこの形式を取り入れています。
では、「起承転結」で物語を作る際の各ステージを見てみましょう。
- 起：物語の始まりで、主な出来事や設定を紹介します。たとえば「ある村に不思議な果物が現れた」という設定から始めることができます。
- 承：物語が進行し、登場人物たちが活動を始める部分です。例えば「村の子どもたちがその果物を使ってお祭りを開こうと計画する」といった展開です。
- 転：物語のクライマックス、最もドラマティックな変化が起こる部分です。例えば「果物が魔法の力を持っていて、予想外のことが起こりだす」といった展開が考えられます。
- 結：物語の終わりで、すべての出来事が解決します。例えば「村人たちが力を合わせて問題を解決し、結束が深まる」といった結末です。
物語を均等に配分する必要はなく、「起」は短くして興味を引き、「承」と「転」で物語をじっくり展開し、「結」で感動的に締めくくると良いでしょう。
特に絵本の場合は、自然な流れを意識しながら創作することが大切です。
このようにして物語を構築することで、子どもたちにとって印象深い絵本を作ることができます。
結末からストーリーを逆算する方法
通常、物語は「起承転結」という流れで作られることが一般的ですが、それに合わない場合もあります。
そういうときに役立つのが、結末から物語を考えてみる方法です。
最後にどうなるかを先に決めてしまうことで、その結末に向かって物語をスムーズに構築できます。
特に、物語にはっきりとしたメッセージや教訓が含まれている場合には、この逆算方式が効果を発揮します。
物語の終わりを想定してから、それに合わせて「起承転結」の流れで書き進めることもできます。
ぜひ、自分に合った作り方を見つけてみてください。
絵本の魅力を引き出すタイトルの付け方
絵本のタイトルを決めるとき 絵本が完成したら、次はそのタイトルを考える番です。
タイトルを選ぶ際は、「短くて覚えやすい」ことを心掛けると、読者にとって魅力的になります。
タイトルは、物語の要素や印象的なフレーズを使って決めるといいでしょう。
主要なキャラクターや重要なアイテムの名前をキーワードとして取り入れるのがおすすめです。
作品の完成に向けて
まず最初に、大まかなラフスケッチからスタートしましょう。
ここで絵本の基本的なイメージを形にしていきます。
ラフスケッチができたら、色を加えていく作業に移ります。
お気に入りの色鉛筆やペンを使って、絵に生命を吹き込んでください。
もし絵を描くのが苦手なら、カラフルなシールを使っても大丈夫です。
最も大切なのは、絵本に込めたあなたの情熱が読者に伝わることです。
自分だけのオリジナル作品を楽しみながら完成させてくださいね。
まとめ
絵本のストーリーネタを探すコツと、作り方の4ステップを紹介してきました。
ネタを見つけるには、「子どもが興味を持つもの」「日常の出来事」「人気の絵本やアニメ」「伝えたいメッセージ」をヒントにするのがポイントです。
アイデアが固まったら、ラフスケッチから始めて、徐々に物語を形にしていきましょう。
手作りの絵本は、子どもにとって特別な思い出になります。
ぜひ、今回のステップを参考に、家族で一緒にオリジナル絵本を作り上げてくださいね。
